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2月25日 Fri 「ナイス!」



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ひそかに、誰かお土産で買ってきてくれないかなーと思っていました。

面白い恋人〜♪
あの石屋製菓さんのCMのメロディにあわせて思わず歌ってしまいます。
北海道民、怒っていません。きっと。


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2月24日 Thu 「まだまだ続きます 。」



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2月はひたすら制作の日々。
手先の細かい作業が続き、日頃感じない肩こりを感じています。
首を下に下げながらの前傾姿勢が悪いのです。
髪の毛が顔にわさってかかるので、春ですし、髪をばっさり切ってきました。
自分史上、一番短いくらいかもしれない、後ろでしばれない短さ。
若返るか、おばさん化するか、微妙なラインと言えます。

来月までまだまだ続きます。
春は忙しくなりそう。

また詳細が決まりましたら、お知らせいたしますね。


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2月21日 Mon 「アイシングクッキー。」



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Eちゃんから、すばらしいお手製のお菓子が届く。
焼き菓子の詰め合わせと(ひとつひとつぜんぶ違う種類!)
そして、かわいらしいアイシングクッキー!!
なんという丁寧なつくり。文字の細かさ‥!
すみからすみまでカワイイで構成されている。
輸送中、繊細な部分がちょっと壊れちゃったのが残念だけど、ほんといつまでも鑑賞していたいです。

もう随分前になりますが、EちゃんとCちゃん、3人で時々「つくる会」をやっていました。
クッキーで組み立ててつくるヘクセンハウス(魔女の家)とか、ほんと楽しかったなあ。
あれから2人とも家庭を持って、住むところも離れてしまって、なかなか逢えなくなったけれど、
こうして今でも手紙やメールで近況報告などできることが、ほんと嬉しい。
その頃からお菓子作りはプロ級の腕前だったEちゃん。
もらった人をこんなにハッピーな気持ちにさせてしまうお菓子って、すごい。
本業としてスタートできる日を、心より願っております!!


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2月18日 Fri 「LINDENさん。」



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栃木にある北欧雑貨などを取り扱うセレクトショップ、LINDENさんにLAVVOの商品を置いていただいております!

ポットホルダーのパターンは2種類。「pom pom」と「crescent moon」です。
素敵な佇まいのお店です。お近くに行く機会があればぜひ!



LINDENさん
http://linden-tree.com/


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去年の秋、小石川植物園で拾ったナツボダイジュ。
リンデンバウム(ドイツ語)とはシナノキ科の落葉高木。
翼果のなかでも、ひときわ目を引くかわいらしいかたちです。
苞葉(ほうよう)と呼ばれるヘラ状の葉が翼になり(ナツボダイジュはまるっこいですが)種が飛ばされます。
ボダイジュの花はとてもいい匂いだそうで(クナイプの入浴剤リンデンバウムの香りもいい香り)
夏の始まり、今度気をつけて探してみようと思います。


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2月17日 Thu 「大きくなりました。」



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先日、フグを拾ってくれたOさんたちが遊びにきてくれました。
我が家に届けにきてくれたのが去年の6月、ちょうど引っ越し直後で、あれからもう8ヶ月も経つんだなあ。
その時のフグは生後約2ヶ月で片手に乗るくらいのおチビさんだったのですが
「この子が大人になった姿が想像できない」と言っていたKさんたちは
大きくなったフグを見て「顔も鳴き声も仔猫の時と変わらない〜」と喜んでおりました。

あれからまた2度も仔猫を保護して里親に出したOさんたち。
(もう猫が呼んでいるとしか思えない‥)
ご飯のこととかトイレの躾とか一番手がかかるやんちゃな時期の猫と接してきたせいか
すっかり落ち着いたフグを見て「なんて大人しいの〜!」と驚いていました。
他の猫となかなか比較できないし、こんなものだと思っていたのですが‥そうか、フグって大人しいのかあ。
いやいや、でもあの食い意地張った数々の行動を見てきたら‥ちょっと猫かぶってると思うのだけれど。

そうそう、まだ来て間もない頃、高いところへジャンプできるようになってきたフグが、
ショートパンツはいてた脚に爪を立ててのぼってきたことがあったのです。
「ぎゃあ〜〜」とムンクの叫びをしながら悶絶してたら、次からは絶対に爪をたてなくなったって話をしたら
「普通は一度じゃ覚えないよ〜!フグちゃんすごいいい子だよ!」と褒められました。
うむ。いい子だと思っていたけどやっぱりいい子だったのか、フグ田くん。
褒められると、やっぱり嬉しいものです。

フグが来た頃、2010年6月。

ほんと、小さかったなあ。


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2月11日 Fri 「雪の日にこそ観たい映画。」



外はしんしんと雪が降っています。
今シーズンは3度目の雪。
かなり水分を含んだベタ雪なので、外に出て歩いていると顔が濡れて冷たいです。


今日は、雪の日にこそ観たい映画をご紹介。





『狩人と犬、最後の旅』(2004年フランス、監督:ニコラ・ヴァニエ)

北欧ラップランドを徒歩で踏破、犬橇や馬、カヌーなどを使い
アラスカ、シベリアなどを横断する冒険家でもあるニコラ・ヴァニエ。
犬たちを連れ北極圏に近いカナダのロッキー山脈を旅していた時に彼が出逢ったのが
この物語の主人公ノーマン・ウィンターだった。
ノーマンはしばらく同行し彼らの暮らしや自然について彼の哲学を話してくれたのだそう。
彼との出会いからこの映画は生まれたのだった。

演じるのは彼本人、ノーマン・ウィンター。
ノーマンは罠漁師と呼ばれる狩人で、妻のネブラスカ(彼女は本人ではないけれど、飾らない自然な演技が光ります)
と大自然の中で自給自足しながら暮らしている。
動物の生態を知り尽くし、人間と自然とのかかわりを大切にする彼らは、必要最低限の動物しか獲らない。
狩人が増えすぎた動物を調整することによって森が保たれているという事実に驚く。
森の間伐のように、人間の手が入ることでバランスが保たれるのだ。
狩人が減るということは野生動物も減るということ。
開発会社もどんどん入ってきているので、ますます野生動物は減少している。

夏の移動手段はカヌー(川のないところは担いで移動)や馬だが、冬の移動はもっぱら犬橇。
このハスキー犬(ナヌーク、アパッシュ!)のかわいいことといったら
その賢さと愛情の深さには涙が出るほど。
犬橇といえば、植村直己の本の中のエスキモー犬のイメージが強くて、
ムチを使うことで犬をコントロールすると思っていたけれど
ノーマンのように愛情をかけながらかけ声のみで訓練させるやり方があるんだなあ。
賢い犬は20以上もの言葉を理解するのだとか。

映画はすべて実際にあったエピソードをもとに作られており、ノーマンが氷の湖に落ちるシーンも本人の希望でちゃんと再現したのだそう。
氷の下に落ちたら、数分以内に火をおこさなけばいけない。
ここはほんとうに息をのむシーン。
こんな厳しい世界でここまで命をかけて生きてる人がいると思うと、ほんとうに心震えます。

極北の美しい四季を見事にとらえたカメラワーク、そこに暮らす野生動物(トナカイ、ヘラジカ、グリズリー、ビーバー、ヤマネコなど)、丸太小屋をつくるシーンも必見。音楽も素晴らしい。

今まで、狩人という人たちがどうやって暮らしているのか漠然としか知らなかったけれど
彼らがどういう哲学をもって生きているかが少し理解できたようで、すごくよかった。
おすすめの映画です。







こちらはもニコラ・ヴァニエ監督の『Loup』(2009年フランス)。
日本未公開。こちらも観たい!







サーミ民族の暮らしぶりが垣間みれる、
『ククーシュカ ラップランドの妖精』(2002年ロシア)。

ラップランドの妖精、、とは違和感を覚えますが、喜劇要素のある、いい映画です。
アンニを演じた女優さんはサーミ人。アンニの家がすてき。


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2月7日 Mon 「せんいの町の当たり前。」



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久しぶりに、せんいの町一宮に毛糸を買いに行ってきました。
そこでおもしろい光景を目にしました。
喫茶店の前にずらりと並んだママチャリ。そしてハンドルには防寒カバー。
ハンドルカバー自体はぜんぜん珍しいものではないけれど、こんなに密集してる光景は初めて見ます。
一宮で流行ってるの?
これは見にいかなくっちゃとさっそく車を停め、いってみることに。

どこもかしこもハンドルカバー。店のまわりは自転車で埋め尽くされていました。
ハンドルカバーの密度にも驚きましたが、そこにはもっと驚きの光景がありました。
手編みのサドルカバー、そして手編みのカゴカバーが装着されているではありませんか!!
すごい。さすがノコギリ屋根風景が残るせんいの町一宮。
喜んで写真を撮っていると、喫茶店から2〜3人おばちゃんが出てきたのでちょっと話を訊いてみた。
なんでも、近くで体操教室があって、その帰りにみんなここでお茶しにくるんだとか。
さすがモーニング発祥の地一宮だ。(ちょうどこの時はモーニングが終わる時間帯)
自転車カバーは珍しいものじゃないそう。
年配の方がよく編むんだそうです。


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サドルカバーとカゴカバーの色がバラバラなのは、ご愛嬌!
でも、曲線にうま〜くフィットするように作られていて、ほんと感心しちゃいます。
裏はゴムや紐が付けられているみたいです。
もしかして一宮には、手編みが当たり前っていうアイテムがいろいろあるのかもしれないなあ。
毛糸のパンツは手編みが当たり前とか。テーブルクロスは手編みが当たり前とか。

その後、お店の方にこの話をしたら
「手編みのサドルカバーなんてどこでもあるもんじゃないの?この辺じゃ当たり前だよー」って驚いてました。
今回の旅では残念ながら見つけられませんでしたが、手編みのハンドルカバーもあるんだとか。
おもしろすぎる!一宮。


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いつもはさびしい商店街ですが、この日は街頭演説に来た蓮舫さんを一目見ようとする人々ですごい賑わいでした。


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2月3日 Thu 「北方のアクセサリ。」



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先月、名古屋のミュシカさんへおじゃました時、素敵な本を教えてもらいました。
わたしが北方民族に関心があるということを覚えてくれていたのです。
こういう心配りってほんとうに嬉しいです。ありがとうございます!!

見せていただいたのは、昭和28年発行の『暮しの手帖』。
その中に「北方のアクセサリ」という特集があり
カラーページでオロチョン、オロッコ(ウイルタ)、ギリヤーク(ニヴフ)、樺太アイヌなどの
少数民族によりつくられた皮革工芸品が紹介されていました。
5本指のグローブ、耳当てつき帽子がかわいい。


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大胆な模様に手の込んだ刺繍。どの民族にも北海道アイヌの渦巻き文様(モレウ)のようなパターンが見られ
お互いに影響しあってきたのがわかります。

ところで、オロチョンという民族のことを知らなかったので、ちょっと調べてみました。
ロシアの国境付近にある黒龍江省に暮らす中国の少数民族。
かつては採集狩猟やトナカイ放牧が生計手段だったが、現在は定住生活している。
オロチョンは帝政ロシア時代から重い毛皮税を課せられ、そこから逃れるために中国領まで南下してきた民族。
ロシアの地理に詳しいことや現地に親戚が残っていること、毛皮交易のため中国語とロシア語が堪能だったことから
戦前、対ソ情報を得るため日本の特務機関によってスパイ活動をさせられていた人びともいたのだそうです。
(樺太におけるニヴフ、ウイルタもそのような歴史があったそうです)
調べるとなんだか気が沈むような話ばかり目にはいるのですが‥
純粋に、北方民族に共通する美しい文様を楽しんでゆきたい気持ちと
表のイメージだけではななく、悲しい歴史にも目を向けなくちゃいけない気持ち、両方あるんですよね。
光と影、どちらも目を背けず見つめていきたいものです。

ところで、この「北方のアクセサリ」の記事を書いた河野廣道という方、
考古学者や昆虫学者でありながら、アイヌの研究をされていた方なのですね。
しかも、驚いたことに、雪虫の生態を解明した方だったのです!
道産子なのに、雪虫大好きなのに、ポケタコでも何度も紹介してるのに‥なんという勉強不足。
ああ、でも、思わぬところで、つながって、なんだか嬉しい。
好きなことを調べていくとまた別の好きなことにつながる法則。ひさびさです。
ミュシカさんに感謝!!

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