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1月30日 Sun 「サーミの巨大ポンポン帽子。」



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スウェーデンサーミの伝統的な衣装で目を引くのは、男性(もちろん男の子も)がかぶる巨大ポンポン帽子。
玉房は頭のてっぺんについてるものやおでこのすぐ上についてるものなど、さまざま。
ほんとうにかわいい帽子です。
でも、どうして巨大ポンポン帽子は男がかぶるものなのでしょう。
民族衣装を縫うのは女性の仕事。
外で働く夫のためにと腕をふるっていくうちに、どんどん凝ったデザインになって発展させていったとか‥?
その辺のヒミツも知りたいなあ。
ノルウェーサーミの帽子は、長い筒状の帽子にチロリアンテープ(?)で装飾されたものや、4つのトンガリがついたものにファーが詰め込まれたもの、3つバージョンもある。
サーミカラーをベースに民族衣装のデザインは地方それぞれに特色が違い、知識があればひと目でどこの出身かわかるそうです。
地方ごとの民族衣装をずらりと並べたら、おもしろいだろうなあ。
トナカイのブーツもバリエーションがありそうだし、まだまだ調べるとおもしろいことはたくさんありそう。

次回の個展はまだ未定ですが、北方民族のテーマはまだまだ続きます。



「ラップランドでトナカイを飼って暮らす人だけがサーミ人」

これは間違った認識で、伝統的な民族衣装を着てトナカイ遊牧を生業としているサーミは、サーミの人口全体の10パーセントに過ぎないそうです。
湖や川のそばで魚を獲って暮らしているサーミ、海岸で魚を獲ったり農業をしてるサーミ、町や工場で働くサーミもいるのです。
彼らのほとんどが普通の人と変わらない格好をしているそうです。
また、サーミだということを知られたくないためサーミ語を使わずにいたり、
自分がサーミだということを隠して生きている人もたくさんいるのです。
自分の素性を隠して生きるのは他の民族でも見られることです。
北海道のアイヌも同じで、わたしもそれを見てきました。
残念なことに、少数民族の問題には必ず差別や偏見という言葉がつきまといます。

美しい伝統衣装に身を包んだトナカイサーミが誇りを持って「私たちは何千年も前からこうして生きてきた」と
世界中に発信できることは、素敵なことです。
ただ、フォトジェニックな文化にばかりスポットがあたって、同じ民族なのに認めてもらえない人たちも大勢いることは 絶対忘れちゃいけないのです。


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1月28日 Fri 「恵文社さん期間限定販売。」



恵文社さんのサイトで、『Northland』展の作品の一部が購入できます!
期間限定ですのぜ、ぜひご覧ください。
サーミの巨大ポンポン帽子、かわいらしいモデルさんがかぶってくださってるので
すごく新鮮でした。(サーミ人がかぶってるのはもっと大きいんですよ)
やっぱり帽子はかぶった時の印象がわかると嬉しいですね。


恵文社 一乗寺店さん
http://www.keibunsha-books.com/

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1月28日 Fri 「ブックレット委託先。」



青山ブックセンターさんに『Northland』ブックレット置いていただいております!
『森と糸』に続き、嬉しいです〜〜
お近くに寄られたら、ぜひ探してみてください。


青山ブックセンターさん
http://www.aoyamabc.co.jp/


委託先リストはコチラです。

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1月26日 Tue 「煮干しイン。」



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無事に、煮干しイン。
大きさもちょうどひと袋分入りました。
暇さえあれば、台所でなにかいいもんないか物色する我が家のツンデレ2号さん。
あんなに好物なのに、瓶にいれるとわからないとは‥
また先日、油断してたら手製ポットホルダーをズダズダにされてしまった。
ああ、ほんとにもう。



制作の日々です。
お取引先納品分と、これから春に販売予定のものをひたすら制作します。
2月、3月はあっという間ですから、、、頑張ります。



漢方薬と同時に始めたスワイショウ(手を振る運動で気血の流れをよくする気功運動)と寝る前の15分ヨガ、
そして足湯で、そんなに寒さを感じない1月でした。
体温をあげるには筋肉量を増やすことが大事で、
それにはやっぱり身体を動かすことは外せないんですよね。
これプラス、日々の買い物は歩きか自転車で。
あと、あくまで試験的ですが、白砂糖がはいったおやつ抜き生活を実行中。
はちみつとかてんさい糖とか、自然の甘みはOK。
干し芋が妙に美味しく感じます。


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1月20日 Thu 「トナカイゴケマット。」



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昨日、『Northland』の展示品がかえってきました。
記帳してくださった方々のメッセージも読ませていただきました。
いつも、これが楽しみなんですよね。

「5才の娘がドングリ編み針にひと目ボレしてセーターを編みたいとやる気まんまんです。セーター嫌いでしたが着ると言っています」「HPを何年も前からいつも見ています」「作品をみていると冬もいいなあと思えてきました」などなど嬉しいメッセージいっぱいありがとうございました!!
何度も見てパワーをいただいております。
これでまた頑張れます。

そしてそして。トナカイゴケマット、欲しいというお声もたくさんいただきました。
実はこれ、まだひとつしか作ったことがなくって、
強度の面がちょっと心配だったので、今回は非売にさせてもらったんです。
毛糸のポンポンでふかふかのトナカイゴケとそこにいっしょに群生している色とりどりのコケ・地衣類を表現したもの。
いろいろ試作してみて、よいと思えるものができたら次回販売しますので、おたのしみに。

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1月20日 Thu 「ザワークラウトスープ。」



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ちょっと酸味がきいてて、かなり旨いです。
オリーブオイルでじゃがいも、ソーセージ、ザワークラウトを軽く炒め、
水と好みでコンソメを加え、じゃがいもが柔らかくなるまで茹で、塩こしょうで整えるだけ。
生のキャベツを使うより、こっちのほうが断然イイです。
昨日から、ずーっと毎食食べてますが、ぜんぜん飽きません。
そのまま食べてももちろん美味しいけど、あの大容量を消費するには、加熱調理がいいようです。

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ウサギの猫缶のほうは、そうとうな食いつきようでした。
超高級食なので滅多に買ってあげられないけど、あのブヒブヒ喜ぶ姿をみると、
たまに楽しみを与えるのもいいかなあと。
(いつもはダイエット食にレタス、ほんのちょっとの鰹節+煮干しなので)


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1月18日 Tue 「煮干し用の瓶を探しに。」



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猫も人間もおやつ変わりにまいにち煮干しを食べています。
煮干しの袋はフグ太郎に狙われないよう、いつも冷蔵庫の中。
(常温保存でいいようなものでも、齧られる危険性大のものは全部冷蔵庫の中なのです)
でも、いちいち出すのが面倒。外に出しておきたいなー。
そうだ、煮干しを瓶にいれたら、匂いもしないだろうし、齧れないだろう。
そう思ってた矢先、珈琲と輸入食材専門店KALDIの近くを通ったので、
のぞいてみることに。

ジャム瓶でいいのが見つからず、他をウロウロしてみると、ありました。
でっかい瓶。720mlもある。青いフタに心を奪われました。
しかも、378円という値段にびっくりでした。

ドイツのザワークラウト、キャベツの酢漬けかと思っていましたが、
酢ではなく、乳酸発酵による酸味なんですね。
たしかに、材料は白キャベツ、ワイン、食塩、酸化防止剤だけで、酢と言う文字はありません。
ドイツ料理に疎く、ソーセージに添えるくらいしかイメージがないのですが、
店員さんがさりげなく勧めてくれた『ヤミーさんのカルディレシピ2』に
ザワークラウトのレシピがいくつか載っていてスープが美味しそうだったので、買ってみました。
ヤミーさんは、KALDIに勤めながら料理研究家もやっておられる方だそう。
輸入食材好きなので、ほんとにたのしい本です。


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札幌の犬猫ショップで買った、猫缶(ANIMONDA ラフィーネ)これもドイツ製でした。
フタの猫耳が秀逸!!
あまりのかわいさにしばらく飾っておいたらナチュラルフードなので賞味期限が短かった‥
今晩開けてみます。
この猫缶、中身もちょっとフツーじゃないんですよね。
味は3種類あって、これは、ウサギ肉なんです。
日本人には馴染みがないですよね。
食べてくれるかな‥まあ、フグは好き嫌いがないみたいだから何でも食べそうだけれど。
あとのふたつは、「肉と魚」「心臓」でした。
「心臓」はリアルな感じのがゴロッと入ってたらと思うと手がでなかったんですが、
(そんなはずはなく・笑)サイトでみると、ごくごくふつうのペースト状のものでした。


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1月16日 Sun 「ありがとうございました。」



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『Nothland』展に来てくださった皆さま、
そして、ブックレットをお求めいただいた皆さまも、ありがとうございました。
恵文社のスタッフの方、ブックレットづくりに協力してくださった月兎社の加藤さん、
北方民族博物館の笹倉さんにもほんとうにお世話になりました。

『森と糸』につづき、『Northland』という世界も
これからずっとライフワークにしてゆきたいテーマだなと思っています。
結局、自分のすきなもの、すきじゃないものって昔からそう変わらないんだなあと
つくづくわかりました。
まだまだ知りたいこと、行ってみたいところ、作りたいもの、いっぱいあります。
けっして満足しないってことは、ずっと続けていくうえで大事なんですね。
ポケタコを見にきてくださる方にも、楽しんでもらえるようなものを発信できればと思っています。


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1月16日 Sun 「雪。」


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さむい朝。
今日は朝からボタン雪が舞ってます。

近頃、たま〜に布団にもぐりこんでくるフグ。
今朝もおいでおいでしたら、ずいぶん間があったあと、グルグルいいながらもぐりこんできた。
布団が直接からだにかかるのは嫌がるので、足を立てて、布団に隙間ができるようにする。
しかしこの体勢で長時間は疲れるので、足を伸ばすと、そそくさと出ていってしまう。
冬は湯たんぽ変わりになってくれるかもとちょっと期待してたんだけどなあ。
でも、毎日隣で寝てくれるだけで、ほんとうに幸せ。
うちに来てくれてありがとうといつも感謝の言葉をかけています。


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窓辺で雪を眺めていたので、ベランダ散歩に連れ出す。
あいかわらず、外に出すと挙動不審です。
お外の猫はこんな寒い中生きてるんだよなあ。


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1月14日 Fri 「明日が最終日です。」


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はやいもので、『Northland』展は明日で最終日を迎えることになりました。
今回はすべて即売だったので、後半はずいぶんさびしい展示になってしまったかもしれませんが
たくさんの方に見ていただけて、ほんとうにありがたかったです。

ずっとあたためていたノースランドという大きなテーマをどうすれば自分らしく発信できるか
手探りの連続でしたが、今回の展示で、不器用ながらもこういうやり方が自分らしいんだと
確信することができた気がしています。

明日が最終日です。
どうぞ、よろしくお願いいたします!





そしてそして、、、嬉しいお知らせです!!

金沢のリュケリさん、名古屋のミュシカさんで
『Northland』ブックレットをお取り扱いくださってます。
(17日からの予定です)

機会がありましたら、ぜひお立ち寄りください。


◆リュケリさん
http://www.lykkelig.jp/


◆ミュシカさん

http://www.myshica.com/

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1月13日 Thu 「manima」


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ご縁があり、お知り合いになった作家さんです。
いつか、ぜひ拝見したい絵です。

七里知子 個展

『 manima 』

2011年1月5日(水)ー 1月23日(日)
12時〜19時(月曜休廊・最終日17まで)

ギャラリーミヤシタ
http://www.gallery-miyashita.info/index.html

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1月12日 Wed 「ミュージアムショップで買ったもの。」


網走の北方民族博物館の存在を知ったのいつのことだったでしょう。

『Northland』でご紹介した白樺ロールを拾ったのが2007年の夏。
その時はもう既に知っていて‥
ドキュメンタリー番組でサーミのブーツを見たのはたぶん10年くらい前で
その時は知らなかったはずだから‥たぶん、2005年とか2006年あたりなのでしょう。

「これはわたしの好きな世界だ」と確信してからいつか必ず行くぞと夢を見ること数年、
やっと実現できたのが去年の秋のことでした。
ただ飛行機に乗って行くだけなら簡単なことですが、
やはり本をつくりたいとの思いがあったからこそ、いろいろつながった縁だったと思うのです。
というと、ずいぶんおおげさな言い方ですが、そのくらい、わたしにとって感動的な出来事でした。

今日はすっかり紹介しそびれていたモノ、ミュージアムショップで買ってきたスーベニイル3点をご紹介します。


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イヌイットの雪めがね。紙バージョンです。
一文字の穴、すてきです。
こんなすてきなもの、どうしてポケタコプレゼント用に買ってこなかったんだろうと悔やんでいます。
すみません、次回にご期待を。
紙バージョンでも、本物と同じ景色が見られます。雪景色で試したいなあ!!


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木の板とビーズがひもでつながったものは、イヌイットの知恵の輪。
うまくいくと、ビーズが移動しとなりに並ぶそうなのですが、ぜんぜんわかりません。
解き方の解説も着いてますが、悔しいのでなんとか自力でやるつもり。
頭やわらかい子どもとか得意なのかな。


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これは、モンゴルのシャガイという遊び道具。
骨好きなので、これは迷うことなく買ってきました。
(昔抜いた親知らずじゃありません)
ローソクのような、かなり脂っぽい匂いがします。
なんとコレ、ヒツジのくるぶしなんだそうです。
そう思うと、なんだかちょっとかわいく思えてくるのはナゼでしょう‥
1頭のヒツジから2個のシャガイがとれ、シャガイがたくさんある家は豊かな家の象徴なんだそうです。
これを使って、おはじきやお手玉、双六、そして占いをして遊ぶそうです。
イヌイットも骨を使って遊びますし、各民族でおもしろい骨ゲームが存在するかもしれません。
骨ゲーム研究家とかいないのでしょうか。
(またまた気になる‥)


ミュージアムショップは他にも各民族のたのしい遊び道具、小物、ポストカード、書籍など
いろいろあって、たのしいですよ。

北海道立 北方民族博物館
http://hoppohm.org/

1/23まで、特別展示『池田カナ子写真展 驚き・シベリア・大自然−トナカイと過ごした夏』開催中です。
観にゆきたい〜〜

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1月10日 Mon 「順次発送しております。」



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お待たせしておりました、ドングリ標本函、順次発送しております。
今週中にはなんとかすべて仕上げて発送したいと思っておりますので、もうしばらくお待ちくださいね。



今に始まったことではないのですが、あまりにアレルギー性鼻炎と喉痛がひどいので
これはもう掃除をマメにするとか生姜紅茶を飲むとか腹式呼吸とか温性のものを摂るとかそういう段階じゃないなと悟り、漢方を扱ってる病院にいくことに。
漢方薬と抗アレルギーの薬を処方してもらいました。
漢方薬は高いので、保険がきくのはありがたいです。
小柴胡湯(しょうさいことう)、当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)、修治附子末(しゅうちぶしまつ)。
難しい漢字です。読めただけですごいと褒められそう。
修治附子末はトリカブトの根から出来ているんですね。
昔のひとは、動物、植物、鉱物、身の回りのあらゆるものを試して薬効を導きだしてきたんだから、
ほんとすごいなあと思います。
苦いけれど、クセになる感じです。
今は抗アレルギーの薬の効果もあるので、うそみたいにぴたっと良くなっています。
普段はめったに薬を飲まないひとなので、効き目がいいようです。
鼻水に悩まされない生活って、こんなにも頭がすっきりし、清々しいものなんだなあと感動しています。
漢方、半年は続けてみようと思います。
今年は体質改善に真剣に取り組むぞ。

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1月8日 Sat 「股割れズボンが気になる。」



『Northland』の後半に登場するさまざまな国の民族資料は、北方民族博物館(網走)の学芸員笹倉さんのご協力のもと、バッグヤードで撮影させていただいたものです。
こんな体験はそうそうできるものではないので、ほんとうに大興奮の一日でした。
スリッパに履き替え資料室の扉を開けると、まず独特の匂い、獣臭に襲われました。
(いやな匂いじゃありません。むしろ、落ち着く匂い)
プラスチックのケースや天井まで高く並んだ棚にぎっしりと、ときには無造作に民族衣装や道具たちが収められています。
あれもこれも手にとってじっくり見たい‥!
しかし、帰りの飛行機の都合で(名古屋までは1日1便しかない。しかも博物館から飛行場までのバスも少ないのでかなり余裕をもって出なくてはいけないのです)そんな悠長なことしてる時間はなく、
どこから手をつけていいのかしばし呆然としながらも、気になるものから撮ってゆくことに。
照明が暗かったのと、あと背景選びにちょっと手間取ってしまいましたが、出てくるもの出てくるものがみんな おもしろくって、一日中撮って眺めていたかったです。
(至福のひとときとは、まさにこのことです)
死装束が白いトナカイの毛皮で作られているのもすごかったなあ。
わたしが見たものはほんの一部で、まだまだ未知の世界が広がっていると確信したひとときでした。

笹倉さんのお話もとても興味深く、教えてもらいたいことは山のようにあったのですが、
なにせ、撮影とお話伺いが同時進行だったので、、、ほんとに慌ただしい取材になってしまいました。

でも凝縮した時間の中で(写りは満点ではないですが)気になるものはひととおり撮れたのでよかったです。
その気になるもののひとつに、幼児のつなぎ服があるのですが
各民族の風習が見られる博物館の映像ブースでは、イヌイットの股割れズボンが紹介されていました。


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ちょっとわかりづらいですが、お母さんが坊やにつなぎ服を着せ、
最後にお尻をポンポンとたたいてるところです。
なんともかわいい光景。何度も何度も見てしまった。

このつなぎ服のお尻の穴は立っている時はふさがっていて、用を足す時にしゃがむと開く構造になっているのですが
マイナス30℃や40℃にもなるような世界で、この穴はやっぱり寒くないのかなあと不思議でしょうがありません。
中国ではこの股割れズボンは有名ですが、まさかこの寒い極北の世界でも存在していたとは、驚きです。
まあ、物資が少ない環境ではおむつをつけるという発想より、いつでも用を足せる服、というのが自然なのかもしれません。
股割れズボン、なぜだかものすごく気になるので、またいろいろ調べてみようと思います。
股割れズボン研究家とかいないのでしょうか。
(また変なほうへ脱線してゆく‥)


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こちらはロシアのコリヤーク人の子ども用つなぎ服(トナカイ毛皮製)。これも股割れです。
ゴージャスな宇宙服みたい。
手首のところに手を出せる穴があり、驚き要素がふたつもはいった民族衣装。

展示では、チュクチ人(ロシア)の赤ん坊股割れズボン(花柄のカワイイおしめ付き)写真もありましたし
北方地域でも広く伝わっている文化だと思われます。

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1月7日 Fri 「近所のツンドラ。」



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今回のブックレットで登場するイヌイットの雪めがね。
(DMのミトンも雪めがね模様なのですが、言わないと気づかれないんですよね)
この魅力をなんとか伝えられないものだろうかと考えあぐね、屋外で撮影しようと思い立ち、
車を走らせること1時間。愛知県民の森に行ってきました。
ここは人も少ないし、たまにいい「落とし物」が見つかる穴場的スポット。
きれいな川が流れ、コケや地衣類も豊富なので、探せばきっといい風景が見つかるはず。
そう思ってやってきたのですが、これと思えるスポットは簡単には見つかりません。
よさそうなところがあっても、ものすごく日陰だったり。
あれこれ探し続けること、数十分。
やっと見つかりました。そして思わず唸りました。
これはまさしくわたしが探していたツンドラの風景ではないか、、、
黒と緑とグレーと白が散らばったパレット。
風にさらされカラカラに乾いた地衣類たちがうつくしい陰影をつくっています。
まさか愛知でツンドラの風景に出逢えるとは!!
山歩きの人びとの目も気にせず、岩場に雪めがねを設置し、撮影開始。
平らでないかたちのものをナナメの岩場に置くとかなり安定性が悪いので
岩場に生えていたフカフカの地衣類(トナカイゴケの仲間のような)をクッションにしてとめる。
うーん、まさしくツンドラ。
いい写真が撮れると、ほんとわくわくします。
期待して出かけてもいい写真が撮れるとは限らないので、この時はほんと嬉しかったなあ。
こちらは、本では使わなかったサーミの靴下バージョンです。


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1月5日 Wed 「ブックレット。」



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通販スタートしております!!
月兎社さんのサイトで全ページプレビューしておりますので、そちらもご覧ください。



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1月4日 Tue 「Northland展。」



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恵文社さんアンフェールミニフェアコーナーにて、Northland展始まってます!
わたしは初日の2日に友人といっしょに行ってきました。
またいつもとは違ったたのしい旅となりました〜。Kちゃんありがとう!

お正月の高速新幹線の旅は少々ゼイタクでしたが、早いし、予想外に行き帰りとも空いていたし
運転がないのでゆっくりおしゃべりできるし、やっぱりいいですね。

年末から寒〜い日が続いていましたが、京都は格別の寒さでした。
崩れた雪だるまがあっちこっちの玄関先に残ってて、それがなかなか解けきっていない状態だったので
けっこう冷え込んでたと思います。
いかに愛知が温暖な地域かを思い知らされました。
北海道生まれのわたしがこんなことをいうのもおかしな話ですが
北海道のひとって、寒さに弱いんですよ、、、
(ついでに暑さにも弱いのですが)

話を戻しまして、、、

恵文社さんではポケタコを見てくださってる方ともお話ができたり、短い滞在でしたが
たのしい時間を過ごせました。
メールではなく、顔を見てお話するっていうのはやっぱりいいなあといつも思います。
大阪から産まれて間もない赤子と家族3人できてくれた友人Cちゃんにも感謝です。
ありがとう。

今回の展示のテーマである『Northland』、ぜひブックレットを見ていただきたいです。
はじめて目にする方にも興味を持ってもらえるような一冊に仕上がっていると思います。
あ、そうそう。この本にも登場するエスキモーの雪めがね、持っていったことをすっかり忘れていて
帰り際、ちょうど見てくださってた方にお見せすることができました。
また、こちらでもご紹介できればと思っています。

『Northland』のネットの通販は、月兎社さんで今日から始まっております。
ポケタコでの販売は明日正午(予定)スタートです。
どうぞよろしくお願いいたします!!


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1月3日 Mon 「本年もどうぞよろしくお願いいたします。」



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動物病院に行く途中にある菟足神社(うたりじんじゃ/豊川市)、前から気になっていましたが
なんと巨大うさぎ神輿があると知り、行ってみることに。
ハリボテなので近くで見ると迫力ありますが、表情はなかなかキュート。
こんなのをかついでワッショイしてたら、かなり目を引きますよね。
賽銭箱の金うさぎもかわいらしい。(うさぎの神紋がはいったお守りも)
豊川稲荷のような混雑ぶりはなく、とても長閑で気に入りました。
ちなみに、「うたり」とは「雨がたまって水はけが悪いところ」という意味があるそうです。

2011年、スタートしました。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。

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