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1月27日 Wed 「望遠レンズで。」






望遠レンズで小鳥激写って‥いよいよオッさんか!と一人でツッコミいれながら。

メジロはひとりでやってきたり、つがいでやってきたり、一日に何度もきてくれる。
窓に向かって座って作業しているので、ちょこちょこ動いてるのがすぐ目にはいってくる。
チーウチーウっていういかにも小鳥らしい鳴き声でさえずるので、すぐに、「お、来たな」って。
鳥は飛ぶために常に身体を軽くしておかなくちゃいけないから、常に“食べては出し”を繰り返している。
みかんも一度に食べず、回数をわけて食べにきてるみたい。
メスオスどちらかわからないですが一羽はすごく敏感で窓越しになにか動いたらすぐに飛び去ってしまう。
このひとは、窓をそーっと開けてシャッターを切ってもあまり気にしてない(気がついてない?)様子。

ちなみに、ピーナッツリースにはまったく興味がない模様。




上からとか。




下からとか。


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1月25日 Mon 「しばしお待ちを‥」






tukiyoの準備がちょっと遅れております。すみませんー。
近日中にupいたしますが、王冠の針山とドングリ編み針の制作も同時進行しておりますので、それがひと段落次第、受注開始を予定しております。針山のお問い合わせもきております。数は少ないですが、tukiyoでも販売する予定ですので、また見てくださいね。(部屋がもう大変なことに!!)。どうぞよろしくお願いいたします。


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1月21日 Thu 「北方民族シリーズミトン。」






イヌイットの雪めがねミトンに続き、サーミ(ヨーロッパのもっとも北にあるラップランドと呼ばれる地域で暮らす民族)のタッセル付きミトンも出来上がりました。

サーミの資料をいろいろ見ていてわかったのが、曲線もあることはあるのですが、民族衣装から工芸品にいたるすべての装飾に見られるのが、三角が並んだようなギザギザ文様や魚の歯と呼ばれる文様、クロスのようなモチーフなど、わりとシンプルな幾何学文様のパターンの連続、というのが多いように思いました。
一度クロスを真ん中に置いたデザインで編んでみたのですが、うーん、なにかが違う。
やはり、サーミは連続模様だと。
(忠実に近づけるなら、サーミ族のシンボルカラー赤、青、緑、黄を使うのですが)
タッセルは単に可愛いから付けているのかなと思っていましたが、うーむ、どうやら実用的な目的も兼ね備えていると見ました。
この話の続きはまた後ほど。

近日中にtukiyoにアップします。
ぜひぜひご覧ください。






そして、嬉しいお知らせが‥
森と糸』委託のお店が増えました!
(青山ブックセンターさん、ブックファーストルミネ新宿2店 さん、紀伊国屋新宿南店さん、藤沢・ジュンク堂書店さん、平塚・サクラ書店さん)
まさか大型書店にも置いてもらえるなんて、びっくりです。
これもすべて編集の加藤さんの尽力によるものです。
ありがとうございます!
切手帖とピンセット』も店頭で、ぜひぜひ探してみてくださいね!


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1月19日 Tue 「メジロくんがきたよ。」






ヒヨドリが毎日のようにやってくるのも楽しかったが、今朝はメジロをはじめてカクニンした。
キィ〜ッキィ〜ッとお世辞にも可愛いとはいえない?鳴き方のヒヨドリに対し、メジロはチュイッ、チュイッと愛らしい鳴き声。
つがいでやってきて、辺りをキョロキョロ警戒しつつ、交互についばんでいる。
きれいなオリーブグリーン。アイシャドウもくっきり。
(写真は一匹の姿。窓越しでかなりぼんやりしてしまいました)

何年か前に気絶してたメジロを拾ったことがあったけど(しばらく手の中にいたんだけどすぐに飛び立っていった)ほんときれいな緑色で可愛かったんだよなあ。
その時は鳥に関してはまったく無知だったので、どうしようかなあとただ手の中で抱っこしていただけなんだけど、鳥界では何かにぶつかって気絶してしまうのはよくあることなのかもしれません。
(人間界でも、ガラスの扉に激突しちゃって顔面強打するヒト、いますもんねー)

喰いつきの激しいヒヨドリはいつもミカンの皮を散らかしていくが、メジロは果肉だけ上手についばんでいく。
鳥によって、さまざま。面白いなー。

この辺は自然も多く川も近いので、冬のこの時期は渡り鳥やさまざまな野鳥が見られる。
フグ(スズメ)に逢ってから鳥の存在に敏感になり、いろんな野鳥が目にはいってくるようになった。
近所を散歩してても、わたしの住んでるとこってこんなに鳥がいたっけ?って思うくらい、名前の知らない鳥が目の前を、頭上を、縦横無尽に飛び交っている。


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1月15日 Fri 「理想の自転車。」






浜松の自転車屋さんで見つけました、かなり理想に近い自転車。

ちょっと前に自宅の自転車置き場に置いていたマウンテンバイクが盗まれてしまいました。
鍵は2重以上、柱などに巻き付けるなどしなくちゃダメですね〜


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1月12日 Tue 「イヌイットの雪めがねミトン。」






イヌイットの雪めがねミトンです。
今年つくるニットは、北方民族をモチーフにしたデザインを織りこんでいこうと思います。

第一弾が、これは絶対図案化したかった雪めがね。スノーゴーグルです。
極北に住む先住民族イヌイットが雪目(雪盲)を防ぐためにつかっていたもので、両目に細長〜いスリットがはいっているのが特徴です。平らなものもあれば、顔や鼻の曲線にあわせ、ゆるやかに湾曲したものもあります。
素材は木やセイウチの牙、海獣の骨などでつくられています。
骨素材って‥みょうに惹かれます。
これで眼鏡つくろうだなんて、物にあふれた現代人には考えられませんが、限られた物資で生き抜く人々にとっては、ごく自然のことだったのかもしれません。
狩猟民族にとっては、動物は食べ物であり、衣服であり、住居であり、燃料であり、道具の材料であり、生活すべてをまかなえるものだったのですから。
こまかい装飾をほどこされた雪めがねは、先月までみんぱくで開催されていた特別展『自然のこえ 命のかたち』でも紹介されていました。

何度も試行錯誤してデザインしたイヌイットの雪めがね。
なかなか可愛くできました。
今毛糸を取り寄せ中です。
受注は来週くらいにスタートできると思います。
去年『森と糸』展でつくったキノコ狩り靴下と、あと何種類かミトンをつくろうと思っています。

恵文社さん納品分の王冠の針山、ドングリ編み針も制作します。
(こんなに再販できるとは思いませんでした。ありがとうございます!)
tukiyoでも来月再販いたしますので、どうぞよろしくお願いいたします。

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1月10日 Sun 「待ちに待った本が!!」



月兎社として本の編集・発行をされたり(『森と糸』でもお世話になりました!)HPで切手をはじめ外国のおもしろい雑貨などを販売されている加藤郁美さんの初の単行本『切手帖とピンセット 1960年代グラフィック切手蒐集の愉しみ』(図書刊行会)が1月15日に発売されます。

もう、待ちに待った本が2010年ついに登場!という感じです。
赤い布地の背がかわいい〜
加藤さんの博識とセンスとユーモアで選び抜かれた1154枚の切手たち、1960年代の切手のデザインってきっと絶妙の美しさ、精緻さ、そして素朴さがあるんだろうなあ。
切手それぞれの持つ意味、時代背景、文化を知るともっと楽しいんだろうなあとは思いつつも、なんとなく切手帖に並べて時々眺めているだけ‥というような人(私も含め)にはすごく世界が広がる一冊になること間違いなし!!

月兎社さんのHPで只今予約受付中です。造本みどころや全頁プレヴュー が見られます。
ぜひぜひご覧ください!






わたしの切手帖の中から一枚。
寒いのが苦手なくせに、寒い地方のものが多いです。
今年のテーマは、北方民族。

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1月7日 Thu 「内からも外からもあたたかく。」







去年の秋から薬膳料理教室に通っている。
その前に体験したマクロビがわたしにはちょっと厳しかったけど、薬膳は面倒くさがり屋のわたしでも楽に続けていけそうな感じだ。
マクロビの陰陽の考えとか、できるだけ自然の味をいかす調理方法は勉強にはなったけど、基本が玄米菜食なので動物性食品(肉魚卵)のものは摂らないというのが‥ちょっと厳し過ぎた。スパイス類は身体を冷やすからなるべく摂らない。なんと生姜も‥とか、いろいろあって、こりゃあ生半可な気持ちじゃ続かないし、外食なんてもってのほかになっちゃうんだろうなあと思うと、ちょっと暗い気分になった。

身体には悪とされるものを食べてしまって罪悪感を感じながら生きてくのって食事がたのしくなくなっちゃうし、なんか違うなあと思っていたところにちょうど出逢ったのが薬膳だった。とにかくこの気血の足りん冷えて冷えてたまらん身体をなんとかしたい!それには食べることをもう一度学ぼうとここ数年思っていた。
以前から漢方の分野にも興味があったので、これはぜひとも学んでみたい!と思ったのだ。

薬膳というと変わった食材を使うんじゃないかとか調理方法もちょっと難しいんじゃないかとか、すこし敷居が高いイメージを持ちがちだけど、実はぜんぜん難しいものではなく、やってみてわかったのが、むしろすごくシンプルで簡単、しかも美味しいってこと。
それに肉魚卵はOK!(牛肉はあまりオススメしていないようですが)
このへんのユルさが続けていける大事なポイント。

とにかく野菜をたっぷり、とくにネギ、生姜、鶏ガラスープをよく使い、この三種の神器?だけでじゅうぶん滋味あふれるお味なので、味付けはほんのちょっとの塩だけでOKというのがほとんど。
食材それぞれの薬効も学べるし、豆類も、野菜といっしょに鶏ガラスープで煮るだけでじゅうぶん美味しいってわかったことも大きな収穫だった。
あと、あんまり好きじゃなかったお粥も、今では美味しい!と思えるようになった。
こういうのは、やはり実践が大事だなあと実感。
例えば、薬膳料理の本を見ても、見た目は地味だし精進料理っぽい力出なさそうなメニューばっかりで、あんまり作る気が起こらないのだが 、実際習ってみると、こんなに簡単でしかも美味しいってことにびっくりする。


できるだけ普段の食事は野菜がいっぱいとれる薬膳を基本にすれば身体にすごくいいような気がする。
現に、毎日ネギ・生姜をいっぱい食べているせいか、風邪引きそうかなと一瞬思っても悪化しないまま2〜3日ですっかり治ってしまう。 肌の調子もすこぶる良い。サプリ要らず。

マクロビと共通してるなあと思ったのは、基本的に素材の味をいかすような薄味だということ。
全くいっしょではないが陰陽の基本理念があること。
旬のものを食べるということ。調味料はいいものを使うこと。
あとは、乳製品、コーヒー、添加物がいっぱい入ったインスタント食品・加工食品は摂らない、電子レンジは使わないというところかな。

全部実践するのははっきりいって無理だし苦行になってしまうので、自分が違和感なく続けられるものを続けたらいいんだと思う。
七草粥を食べる日だったので、今日は薬膳のはなしをしてみました。

またなにか実感することがあったらご報告しますね。



内からもあたたかく、そして外からあたたかく。
年末、かぎ針でベストを編んでみたんだけど‥軽くおばあちゃんチック?
やっぱり棒針のほうが性に合ってるみたい。

ベビーアルパカの毛でつくられたアルパカ人形はみんぱくのスーベニール。
すんごくやわらかい。
CMの影響で、以前よりアルパカグッズが充実していました。
ペルーのハンドメイドで、ひとつひとつ体型も顔も違っていました。
この子がいちばん可愛かった。
枕にできそうな特大アルパカもありましたよ。

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1月5日 Tue 「3匹とも羽化しました。」







2010年スタートです。
みなさまにとっても幸多き年になりますよう!!
本年もどうぞよろしくお願いいたします。



ビガーくんたちは12月中にすべて羽化を終えました。
蛹の期間、ずっと部屋の中で過ごしていたので、自然界と比べるとかなり遅い羽化となりました。
いざ外へ出してやって外へ羽ばたかせようと促しても、もう12月の寒空の下では身体がうまく動かせないのか、
ほとんど飛ぶことができませんでした。
自分のまわりにいっぱい卵(おそらく無精卵)を産みつけて。
最初は素手で触るのに抵抗があったんだけど、とっても大人しい子だとわかってくると平気になるから不思議。
鱗粉ぽろぽろ落ちて、手にもいっぱいついて。
翅がどんどん萎れてくるのが悲しかったけど、黄金のタテガミは最後までふわふわだった。


編み物をしてる時の糸と針がこすれる微かな音と、カイコやウスタビガが糸を吐き出し繭を紡ぐ音がそっくりだなあと最近気がつきました。


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