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12月30日 Wed 「2009年のおわり。」







年の瀬もせまってまいりました。
そろそろ年賀状でも‥と始めたら、絶妙のタイミングでインクが切れたので買いにいかなきゃです。

今年も一年お世話になりました。
みなさま、どうぞよいお年をお迎えください。





週末、大阪〜京都の旅にでかけていました。
今年2度目の万博記念公園、というか、みんぱく。ぞんぶんに堪能してきました。





こちらは、悪縁切り・縁結びで名高い、京都の安井金比羅宮にある、縁切り縁結び碑。
巨石にお札がいっぱい貼られ、異様な光景です。
さわってみると、ふっかふか。どれだけの厚みがあるのでしょう。

○○くんと結ばれますように、などの七夕短冊に見られるようなほのぼの系もたくさんありますが、やはり目を引くのは、縁切りを願う怨念系。
おそろしく具体的で、実名、固有名詞がばんばん出てきます。
このお札のカマクラの異様な雰囲気は、人間の本性、裏の顔、深層部分といった負のオーラから発せられるものなのでしょうか‥
日々厚みを増し、ふくらみ、形を変えながら成長しつづける碑。もうこれは生きものといえるでしょう。


さて、この縁切り縁結び碑の穴のくぐり方はというと、願いごとを書いたおふだを持って悪縁が切れるようにと願いを込め表から裏へ、そして良縁に恵まれるよう願いを込め裏から表へくぐり抜けます。
はいつくばりながら通り抜ける穴は想像以上に狭く、ちょっとした圧迫感がありますが、なかなか楽しいです。
(帰りの姿はどうしても貞子っぽく。長髪の方はもっと雰囲気が出ます)


ちなみに、悪縁は人間関係のみならず、病気や事故、災難、悪運、悪習癖などもはいります。
具体的怨念系ではなく、こういう類の縁切りを願いたいものです。








京都の町散歩。何度来てもたのしいです。

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12月25日 Fri 「みんなの古本500冊もっと」







恵文社恒例冬の古本市とあわせてつくられた 『みんなの古本500冊もっと』 が発売になりました。

実にさまざまなジャンルの方が参加されていて、おもしろいです。
ブックデザインもすばらしい!

古本‥それほど持ってないし古本屋に足しげく通う人でもないし、たくさん読んでいるわけでもないのですが、
わたくしも選ばせていただきました。

テーマは、もう何年も前から自分の中のテーマになっている「northland」です。
(ちなみに、northlandつながりで‥いっしょに写っているモノクロの写真本は誕生日に月兎社の加藤さんからいただいた『 CHILDREN OF LAPLAND』というサーミの子どもや暮らし、文化を記録した本。すごーーく欲しかった本なので、大感動!)
北国を離れたことであらためて北の素晴らしさに開眼してしまったのです。
ぜひ、恵文社へ行かれる機会のある方は、手にとってみてくださいね。
(ちなみに、2007年の第一号はすぐに完売したそうです)

この本にお誘いくださった恵文社の椹木さんの4冊‥おもしろすぎます。
豊橋発情報誌『fratto』ライターの遠山さんも参加されていますよ。
そして、ちょっと縁がありまして、うちの家族(自称アマチュアカメラマン)も登場しております。

これ、文庫本みたいに軽くて持ち運びに便利なので、鞄にひょいといれて持ち歩きたい感じです。
明日から大阪へ旅に出かけるので、さっそく持っていこう。


昨日、良いお年を‥なんて書いてしまったのでもうお休みモードに入ってしまったと思われてしまったかもしれませんが、今年の更新はもうちょっと続きます。

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12月24日 Thu 「制作・発送作業終わりました。」







ご注文いただきましたお品の制作・発送作業がすべて終わりました。

到着メールも嬉しく読ませていただいております!ありがとうございます。
今年も、いつも気にかけて見にきてくださる方々や作品を買ってくださる方々に支えられた一年でした。
ありがとうございます。

来年のことをいうと鬼に笑われちゃいますが、今は身辺整理をしながらすこしゆっくりして(引っ越し後の段ボール山積みエリア、そろそろ手をつけなければ‥)そして気分を新たに、気になっているものにじっくり取り組みたいなあと思っています。
ほんっと世間のスピードとあってないんだろうなあと思いつつも、けっしてマイペースを崩さないというKY精神を誇りに(手相で生命線と頭脳線の起点が離れているKY線がはっきりと!妙になっとく)がんばります。


みなさまも、どうぞよいクリスマスを、そしてよいお年をお迎えください。


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12月21日 Mon 「とつぜん冬本番。」







手も足もかじかむ寒さ。
編みかけミトンやっと出来上がりました。
間があくとやはりテンポが崩れるので、右手が終わってから左手にいくというパターンより
右手と左手同時進行が一番いいような気がしてます。
細い編み針が続いたので、今度は10号以上のふっといので編みたい心境です。
と、その前に、残りオーダー分を編み終えなくては‥!



週末、友人3人で豊橋の西幸にあるピッツァ専門店 『PIZZERIA CIRO』でランチ。
お洒落な店構えに赤黒の可愛らしいタイル貼り石窯、オーナーさんの軽快な生地まわしのパフォーマンスが楽しい!
そしてなにより、もちもちで美味しいピッツァに感動!
こんな美味しいピッツァが豊橋で食べられるなんて、なんて素晴らしいことでしょう。
ハーフ&ハーフも可能なので、3枚頼めば全6種類の味が楽しめてしまうという贅沢さ。
スモークサーモン旨かった〜
久しぶりに3人でのおしゃべりも楽しく。
近頃すっかり外食しなくなっていたのですが、こういうもっちりピッツァは家ではなかなか作れないし(うちでつくるのはちょっと厚めのお腹にがっつりくるピザ)職人さんの技が堪能できるお店はひと味もふた味も違います。
ちなみに、ここのピッツァはナポリ仕込みらしいのですが、ナポリのピッツァはこんなにもっちりしてるのかな?
実は昔ナポリに行ったことがあるのですが、自由時間が少ない上、ナポリはツアーで動いていたため本場のピッツァは味わっていないのです。


豊橋近郊の方、おすすめです!

『PIZZERIA CIRO ピッツェリア チーロ』
豊橋市西幸町字浜池205-3
TEL:0532-21-8599
営業時間:11:00〜14:00、18:00〜21:00 定休:木曜日
(席が少ないので予約されたほうが確実です)

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12月18日 Fri 「納品しました。」







恵文社さんへドングリ編み針納品しました。
今回は太めの針が多いので、活用度大です!

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12月18日 Fri 「鳥寄せ。」







鳥寄せに、庭の木の枝にミカンを挿してみる。
2日くらい変化がなかったが、3日目、誰かがつついたようで、ふたつとも落っこちていた。
ちゃんと食べた形跡もある。
それから、毎日木にミカン。
鮮やかなオレンジは鳥の目に入りやすいようで、毎日誰かが食べにくるようになった。
どんな鳥がきてるんだろう。
よく駐車場でトコトコ歩いてるシジュウカラ(たぶん)だろうか。
そんなことを思いながら数日。窓越しにミカンをつついている姿をはじめて見ることができた。
目があうと、すぐに飛び去ってしまった。
しかし‥名前がわからん。
頭の毛がボサボサだったけど。
スズメだったらたいてい2匹以上でやってきてチュイチュイ鳴くから気づきやすいけど、あのひとたち無言っぽいからなあ。


せっかく庭もあることだし、いろんなバードフィーダー試してみようかな。





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12月18日 Fri 「ビガーくんその後。」







無事旅立ったと思っていたビガーくん、なんと庭の鉢の陰にひっそりととまっているではありませんか。

「あ、あんた‥飛んでったんじゃなかったの」

仲間のいる森へ旅立ったどころか、1メートルも飛んでいなかった。
やっぱり室内育ちだとひ弱なのだろうか。
鉢にも産卵してるところが、なんか悲しい。

その後、しばらく生き続けたビガーくん。(成虫になってからはなにも食べません)
最後はあんなにきれいだった翅も触覚もボロボロに。
たかが虫の一生。そういってしまえばそれまでだけれど、幼虫が糸を吐き出し繭をつくっていく姿、みるみる身体が縮んで蛹に変わっていく姿、そして長い眠りのあと大変身を遂げるウスタビガの一生は、ほんとに驚きに満ちたものだった。

自分で育てた生きものは格別の愛着をもつもの。
世の中の大半の人たちは「蝶は好き、でも蛾はきらい」という。
得体の知れない生きものはマイナスイメージを持たれがちだけれど、知ればまた世界が変わります。きっと。



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12月11日 Fri 「いろいろ帽子。」







うーん。かぶるなら、どれがいいだろう。





編み針に使えるドングリのはなし。

1、まず見た目がきれいに越したことがない。
2、万が一チョッキリさんなんかが入っていると大変なので‥熱処理は欠かせない。
3、しかし、ドングリの熟し具合によっては熱処理すると色が劇的にかわってしまう(使えない)ところが悲しい。
4、帽子と実のサイズ合わせが大事。
5、例えば、拾った数が帽子付き100個でも、使えるのは半分‥いや、それ以下かも。
6、しかも、編み針はペアなので、似たサイズでの組み合わせを意識すると、使えるのはさらに減る。
7、机いっぱいドングリを並べたら、人間チョッキリと化し、ひたすら孔あけ。
8、ドングリの種類によっては帽子が薄くてもろいものがあるので、孔あけに神経を研ぎすませる。
9、たまに手がすべり出血。
10、まっすぐぴたっと竹針が突き刺さり一体化すると、大変気持ちがよい。





今回、ピンオークのドングリ編み針が作れなかったのですが、それは3の項目が原因です。
残りのドングリの様子をみて、色が退色しすぎなかったらまた作ってみるつもりです。

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12月10日 Thu 「ドングリ編み針などいろいろ。」







お待たせしておりました、tukiyo のオンラインショップの準備ができました。
ドングリ編み針、ミトン+ドングリ、巨大松ぼっくりが並びます。
18時頃アップ予定です。どうぞご覧くださいね。





今朝見ると、ビガーくん(一号)の姿がありませんでした。
暗くなってから飛び立ったようです。
ぜんぜん動かないので、このまま息絶えてしまうのかなと思ってましたが、やはり夜行性の動物です。
いくら人間の手で育てられたとはいえ、野生の本能はちゃんと残っていたのです。

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12月9日 Wed 「こんなん出ましたー」







6月の末に繭にこもってから、5ヶ月。
ウスタビガのビガーくんたちはさっぱり動く気配もなく、もう死んじゃったんじゃないか、 ずっと室内にいれておいたのが良くなかったんじゃないか、もうちょっと人口雨降らせてあげればよかったなんてあきらめかけていた矢先のことだった。
ふと、見たら、黄色いものが繭のところにちょこんとくっついていた。

でた〜〜!!

黄色いフワモフさん!立派な黄金色のタテガミ。うす〜い櫛状触覚。ふっとい腹!!
そして、翅の蛇の目みたいな模様(眼状紋)はなんとスケルトン!
カイコの時も感動したけど、あの芋虫がこんな姿になるなんて、ほんとすごいなあ〜


ちなみに、5ヶ月前はこんな姿でした。色もぜんぜん違う。驚くべき変態。










ゴージャスな黄金リアルファーがすごすぎて、お顔がはっきり見えません。
息をふーってかけると、フカフカの毛が優雅になびきます。

夜中に一度短い距離を飛んだようですが、動いたのはそれっきりで、あとはひたすらじっとしたまま。
羽化した翌日から外に出したけれど、飛ぶ気配はありません。
(素手で触る勇気がなく、定規を使っているという情けなさ)






2日後、産卵のあとが見られました。
他の2匹はまだ羽化していないので、交尾はしていないはず。無精卵でしょうか。
最後に、一度くらい思いっきり飛んでほしいなあ。

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12月1日 Tue 「森と糸展 at . MUJI BOOKS  終了しました。」



MUJI BOOKSさんでの展示、無事終了しました。
見にきてくださった皆さま、ありがとうございました。
そして、ユトレヒトの岡部さん、與田さん、月兎社の加藤さん、お世話になりました!!


ひとつの行動は、たくさんの新しい縁につながるんだなあと、あらためて実感。
部屋にこもって、ああでもないこうでもないと考えているばかりじゃなく、とにかくやってみるって大事ですね。
今回の“森と糸”というテーマは、自分の中の大きな核になったように思います。
来年も気になった糸をどんどん手繰りよせよう。


今回の展示でも販売しました、ドングリミトン、ドングリ編み針、巨大松ぼっくりは近々tukiyoでも販売いたしますので、また見てくださいね。












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