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10月29日 Mon 「自分を捕食」







我が家のハエトリソウ2号がすごいことに。


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10月27日 Sat 「しゃぼん」







天然の石鹸、ムクロジの実。水の中でこするとどんどん泡立って面白い!
思わず、なにか洗濯してみたくなります。





今時期は、まだ若い黄色い実がいっぱい。
雨に濡れ飴玉のようにきらきら光って、とってもきれい。
中の黒い種お目当てに(数珠に、羽根つきの球に使われているそう)拾いにくる人もいるかもしれません。





静かな神社の境内。激しい雨の中。だんだん秋も深まってきました。





こちらは、友人から貰ったスダジイのどんぐり。通称“椎の実”。
おくるみみたいな殻斗もまだ青く実もぴっかぴかで、美しい!
一度は食べてみたいと思っていたスダジイですが、あんまりきれいなので、器に挿して鑑賞しております。

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10月22日 Mon 「ご近所定点観察・ウバメガシのどんぐり」






2007年9月8日 ちっこいのがぽつぽつ。残暑が厳しい頃。2年目の秋にしてやっとこのサイズ。




2007年9月21日 まるっこくなってきました。手前にクモの巣があるので、おそるおそる。




2007年10月9日 順調に育っています。三角帽も形成されつつあります。




2007年10月21日 上とほぼ同じアングル。右上堅果を比較すると、成長の度合いがよくわかります。

どんぐりは1年かけて実るものと2年かけて実るものがあり、ウバメガシのどんぐりは2年組です。
なかなか肉眼では確認しにくいけど、来年秋に実るであろう1年組があちこちにできているはず。


茶色く熟すのは来月入ってからかな?
定点観察、いろいろやってみると面白いような気がします。




10年くらい前に買った、どんぐりカゴ。

今日家中のカゴを天日干ししたんだけど、ほとんどのものが持ち手付きタイプでした。
自分の中の“カゴ選びの習性”を発見。

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10月19日 Fri 「トナカイゴケ」







ツンドラ地帯に生息するトナカイの冬場の主な食料は、ハナゴケ(通称トナカイゴケ)などの地衣類だそう。

レイチェル・カーソン(『センス・オブ・ワンダー』)は、森の小道に広がったトナカイゴケの感触を
甥のロジャーと楽しんだと言っていたが、いったいトナカイゴケってどんなものだろうと思っていた。

それから数年経ち、もうトナカイゴケのことはすっかり忘れかけていた去年の秋。
北八ヶ岳の山道で車を停めて散策した時、見慣れない地衣類を発見した。
帰宅後、図書館に行き、図鑑で確認。どうやらハナゴケ類の仲間のようだった。
感触はふかふか、一部標本として持ち帰ったものは乾燥してカサカサになってしまい
それも本で書かれていたトナカイゴケの特徴と同じだった。


心の隅っこにある気になってたモノ、人って、遅かれ早かれ出逢うものなんだなあ。
全く期待していない、無の状態、もしくは邪気のない心でいた時にそれは不意にやってくるような気がする。
そういう体験は、何度体験しても感動してしまう。

友人が教えてくれた“セレンディピティ serendipity”という言葉を思い出す。
何かを探しているときに、あてにしていない別の価値あるものを見つける能力・才能を指す言葉。
(『セレンディップの三人の王子』という童話に因んだ造語だそう)






こちらは、アイスランドモス、レインディアモスの名で売られているトナカイゴケ。
着色されたド派手なのも売られてるようです。

この美しいトナカイゴケが広がるラップランドの風景、澄み渡る空気、
サーメ人の暮らしぶり(小屋が素敵すぎ)が垣間見える
映画『ククーシュカ ラップランドの妖精』は、本当にオススメ。

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10月17日 Wed 「ひっつきむし」







「ひっつきむし」とは、動物の毛や人間の衣服に付着する(動物散布型)鉤や針、粘液をもった種子や果実の通称。
この鉤状のひっつきむしをヒントにマジックテープが発明されたというのだから、面白いなあ。
(面白いけど、手袋とかニットの洋服についた日にゃあ、もう大変)


ちなみに、何度も書いてますが、私が子供の頃よくひっつけてたのはキンミズヒキの実。
「ひっつきむし」ではなく、なぜか「ドロボウ」って呼んでいました。
地域によって、いろんな呼び名があるのが、これまた面白い。


オナモミの実(上の写真、オオオナモミか?)とかセンダングサ(下の写真、コシロノセンダングサか?)
はこちらに住んでから、はじめて目にしたひっつきむし。
とくにこのセンダングサの繁殖力は凄まじく、歩道にどんどん飛び出し、通りすぎるヒトに運ばれようと必死。
見渡せば、在来種は影をひそめ、帰化植物が幅をきかせている道端の光景です。










アレチヌスビトハギはベランダの鉢にぱらっと播いておいたら勝手に育ちます。
こちらもかたちがユニーク。




夏の終わりから楽しみにしてたガガイモの実。
先日偵察しに行ったら、どうしたことか、姿が見えなかった。

ていうか、枯れた蔓がいきなり目に入り、えーなんでーとガクゼンとした。

カラスウリの蔓も一緒に絡まってるから、どこかに残ってないかなあとシゲシゲ見回したものの、全滅状態っぽい。
なぜ、なぜなんだー。(心の叫び)
足もとの草の枯れ具合からして、もしかして除草剤まかれた?
まあ、いつ草刈りされてもおかしくない感じの薮ではあったが‥

そういうわけで、ガガイモ定点観察は、また来年のお楽しみに。
ま、ままならないのが人生っていうやつですよね。






イチジクシーズン、もうそろそろ終わりです。
イチジクの断面の色、匂い、味、かたち、ぜんぶ大好き。(葉っぱの匂いも)
地元のイチジクが安く手に入るので毎年ジャムを作っています。
おいしいし、おまけにヨーグルトについてきた砂糖(約一年ぶん)もいっぺんに消費できるし、一石二鳥。

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10月16日 Tue 「リアル、コケ絨毯」







コケ化した絨毯から植物が。 (そもそもこの絨毯も植物性ですが)


ポストカード、久々につくりました。
ひっつきむしが気に入ってます。

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10月15日 Mon 「きのこ展」







10月15日は、きのこの日。

今年は観察会には参加できなかったけど、きのこ展はしっかり楽しんできた。
展示日の前日に採集してきたきのこやその他山の恵みをふんだんにあしらったナマのジオラマは見事!
ノッポのカラカサタケは少々しなびていたけど、なんとかふんばって立っていた。
朽ち木に群生しているきのこたちは霧吹きの効果もあって、驚く程瑞々しかった。
静かなる生命力と自然の一部分をそのまま部屋の中へ。かなり贅沢。

コケの箱庭(6月に展示した)の次は、もうちょっとスケールを大きく、きのことコケの森か‥






きのこアドバイザーのおじさん達が同定したキノコがテーブルにずらりと並ぶ。
はじめ部屋に入った時、むわあっとしたきのこ臭に襲われたが、そのうちに慣れてしまう。





断面が特徴のよう。脳味噌ぎっしり。





6,000種類以上あると言われているきのこ。
名前がつけられているのは2,500種類ほどだというから、“正体不明”が溢れていて当然なのでしょう。
(ちなみに、食用は100種類ほど)





いい名前です。

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10月10日 Wed 「キンモクセイの匂いを届ける」








窓をあけて車を走らせていると、甘い匂いが鼻孔をくすぐる。キンモクセイの季節だ。
注意してきょろきょろしていると、あちこちのお庭で、公園で、オレンジ色で彩られたこんもりとした樹が目に入る。
オレンジ色の花がなければ、名前は知らないなにかの常緑樹‥程度にしか思わないなあ、きっと。

このキンモクセイを初めて嗅いだ時は、何の匂いかわかりませんでした。
後からそれがキンモクセイの匂いだって知ったのですが、すごく感動した覚えがあります。
「あれが噂のキンモクセイの香りかあ‥!!」と。

ヒガンバナと同様、キンモクセイは北の地では見られない植物ですから
ニュースで何度か見たことがあるか、芳香剤の花、程度の認識でした。
秋が少しずつ深まってゆく気持ちのいい季節にそこかしこから漂ってくる濃くて甘い匂い。
なんだか幸せな気分に包まれる感じ。


キンモクセイの匂いをまだ嗅いだことがないはずの北海道に住む姪っこと甥っこに
キンモクセイの花を送らなくちゃ(使命感のような)、と思ったのが去年。
今年やっと実現できそう。

キンモクセイの花のお茶、桂花茶(けいかちゃ)といっしょに送ったら、粋なおばさんと思われるかなー。
中国茶専門店 華泰茶荘を見ていたら茶杯、茶盤も欲しくなってきました。
いつの間にか、温かいお茶が美味しい季節です。

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10月9日 Tue 「せんでん」



うちの家族がブログ仲間の方々と共同開催する
【EN博・展覧会をやろう!】に参加させていただくことになりました。


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2007年11月7日(水)-12日(月) 東京の銀座ミレージャギャラリーにて
いきなりの銀座デビュー・・・でもトイカメラで撮ったヘモヘモな写真を出展するようです。
ご近隣の方、お時間があれば足を運んでみて下さい。
面白い作品がいろいろ見られそうです。







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10月8日 Mon 「再会、ならず」








クリトラ。
どんぐりもクリも、そこらじゅうに落ちる季節。
それにしても、クリの棘って、本当に痛い。
ちょっとチクッとする程度と思いきや、神経にびくっとくる痛さ。
ウニもそうだけど、相当美味しいもん詰めてるよーのサインなのでしょうか。


今年の猛暑は動物界にはもちろん、植物界にもいろいろ影響を及ぼしているようです。
植物園のおじさんも「今年のキノコはそうですねえ、全体的に2週間くらい遅れてるみたいです」って。

その話を訊いた後、去年も訪れた(ほぼ同じ時期)白樺林を歩いてみたのですが
残念ながら予感は的中、ベニテングタケはいっこも見つかりませんでした。


そう簡単にほいほい気軽に来られる場所(信州です)じゃないので
再会の楽しみは来年に繰り越しとなりそうです。くーっ。


ベニテングは残念だったけど
めちゃめちゃ旨い採れたてキノコの天婦羅+手打ち蕎麦をたっぷりいただいてきたし
そこそこの収穫もあったので、満足満足。






オンコの赤い実を見ると、みょーになつかしい。
イチイとは呼ばず、子供の頃から慣れ親しんだ名は、アイヌ語由来のオンコ。
よくつまんで食べてたっけ。







雨降り、暗くて、ちょいボケ。
ひさびさにコケも採集してきました。

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10月2日 Tue 「秋苔盆」








追加納品致しました。

ピンクでおなじみのイヌタデですが、白もなかなかよいです。
そろそろ涼しくなってきたし(というか週末は寒いくらいだったけれど)
うつわ作りも頑張らなくては。

他にもいろいろやるべき事、やりたい事がいろいろあって、日々時間泥棒との格闘ですが
(そのわりにボーっとしてしまう時間も長い)
とにかく、なんでしょう、エレカシ宮本風に言えば、やっぱりいっしょうけんめい頑張ってゆくしかないのです。
(この夏は、アホな子のように『ライフ』聴きまくっていた。猛暑の中、心まで熱くなっていたのだ)

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