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6月30日 Sat 「豆本タワー」








今回の春夏版の豆本、いっぱい作ったなあ‥

途中、製本の仕方も少し改良し(行程が増えた分時間はかかるけど、見映えは断然いい)
机に向かってひたすら作っていたのだけれど
後半の受注分はさすがにやってもやってもゴールが遠いと言いましょうか‥
少々ペースダウンしていました。

しかし、やっとの事で本日発送の準備が整いました。
(本のかたちになってズラリと並べる時はやっぱり至福!)
明日、もしくは週明けには発送したいと思いますので、お手元に届くまでどうかしばらくお待ちください。



それと、個展の為に作りました標本箱の一部を販売したいと思います。
今回は受注ではなく、注文後すぐに発送できます。
サクラの木の色合いが優しい箱です。
組み立ては手製ですが、気になるような歪みもなく、きれいに仕上がっていると思います。
“収集した小さなモノを区分けし、収納しながら眺められる既製品ではないかたちの箱”
というものを一度作ってみたかったのです。


月夜のお店でご覧ください。(個展時より、少しお値段下げています)
受付は7月2日いっぱいまでです。

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6月28日 Thu 「終わり、と始まり」








昨日をもちまして「Wonder in my pocket」展は無事に終了いたしました!
UN・YOKEのオーナーさま、そして今回の個展を開催するにあたって
様々なかたちでご協力くださいました方々に深く、深く感謝を申し上げます。

いつも足を運んでくれる友人たち、そして他県から遥々訪ねてきてくださった方、
日頃HPを見てくださっている方など、今回もいろいろな人達との出逢いがありました。
芳名録に添えられたお言葉も、嬉しく読ませていただきました。
本当に、どうもありがとうございます!

改めて振り返れば、UN・YOKEさんのあの場所だからこそ表現できた事はいっぱいあったなあと思います。
私の少々風変わりな活動を理解してくださる人々が温かい目でサポートしてくださったのも大きかった。
本当に、人との出逢いが、繋がりが、ありがたいなあとつくづく思った3週間でした。

とは言え、自分を内省してみるとまだまだ力不足だなあと思うところは多々ありまして、
まあ、その辺は焦らず、いつも心のどこかに意識し、必然に出逢った人達の言葉に耳を傾け
時には寄り道しつつ、自然遊び戯れながら、自分の好きな世界を表現していければなあと思っている次第であります。


非日常の3週間は終わってしまいましたが、終わりあれば、また始まりがある、です。
さあ、また暑い夏はやってきます。

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6月25日 Mon 「束の間の路上観察」








見事な多肉植物の滝。









亀、泳ぐ。






猫、昼寝。




ぐずついた空模様の中、週末もいろいろな方がギャラリーに足を運んでくださいました。
どうもありがとうございます。
ABEAM のマユミさんとも久々に御会いできて、いろいろ実りあるお話ができて嬉しかった。
あと残り2日です。 3週間は本当にあっという間!

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6月21日 Thu 「白樺ロール」








今回の展示の中に「白樺の樹皮」の標本があります。
ぱっと見、ただのまるまった樹皮、ただのゴミ、と思われてしまうかもしれません。

しかし驚くなかれ。これはれっきとした“漂着物”であり、
しかも人間によってわざわざ作られたものなのです。しかも、ロシア人によって。
(事前に立ち寄った自然センターでロシア産の浮きの存在を知ったのです)

まさか存在を知ったその日に出逢うとは思っていなかったので、見つけた時の感動と言ったら、もう。

プラスチック、ガラス、木片、石の浮きの存在は知っていたけれど
白樺ロールは意表をつかれた感じですごく新鮮でした。
北方地域に暮らす人々にとってとても身近だったであろう白樺は生活に欠かせない存在だったはず。
この浮きも太古の昔から受け継がれたものなのでは?
そんな思いがよぎったらもう気になって仕方ない。
いろいろ調べてみたところ、網走の北方民族博物館(いつか絶対に行きます)から取り寄せた図録に
アムール河流域に暮らすナーナイ族によって使われていたものとして、白樺ロールが載っていました。
(博物館学芸員さんのアドバイスに感謝!)
“浮き”ではなく“素材”となっていますが、ナーナイ族は漁撈生活をしていた人達なので
やはり漁具の線が濃厚?かなあと。






で、私は何を言いたいのいかと申しますと。
何気なく拾った漂着物ひとつでも、思いがけない世界が広がっていくということ。知的好奇心をくすぐるヨロコビ。
それが動物であれば生物学へ、そして環境問題、はたまた民族学にまで発展していく面白さがある。
脱線しすぎて時に「今日いちにち私は何やってたんだろう‥」と溜め息をつく事もありますが
でも、そういう事って実はとっても大事な事で、そんな空気はきっと見てくださってる方にも伝わるはず。
私が体験した驚きとか感動は、きっとどこかの誰かにも伝染するだろうし、面白がらせているに違いない!
と自分に言い聞かせている今日この頃です。






奥が、その白樺ロール。
長旅ですっかり小さくまるくなっているのもあり。
その手前右の茶色いのが白樺樹皮でつくった豆本です。
手触りもなめらかで個人的に気に入っています。


ギャラリーに見に行ってくださった方々から、メールが届いております。
ありがとうございます。
受注の豆本発送は来週を目標に。タコノマクラの灯りの発送は今月中を目標に。
しばしお待ちくださいませ。

数は少ないですが、会期終了後、月夜のお店で標本箱の販売を行う予定です。
どうぞ宜しくお願い致します。

晒柿さんが、我が苔玉たちを美しく撮ってくださいました。嬉しいお言葉にも感謝です。

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6月20日 Wed 「ツユノハレマ」












はやいもので、残りあと一週間。

今日は梅雨の晴れ間。
部屋中の窓を開けて風を通すと、半袖にまだ慣れない二の腕と足の先がひんやり気持ちいい。
そろそろ竹皮草履の出番だな。


個展が始まれば少しは片付くと思っていたリビングは相変わらずの状態。
リビングで制作というのは、楽な反面、つい混沌となりがちで一歩間違えば非常にストレスになり。
片づけたい。でも、個展がはじまった今は受注の制作など
いろいろやらねばいけない事が細々ありまして(ありがたい事なのです!)
“部屋をどうにかする”(永遠のテーマ)のはもう少し先になりそう。


あさっての金曜日、遥々遠くからお友達がやってきてくれるそうなので
私もちょっと顔を出そうと思います。









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6月17日 Sun 「植物が動物を捕食」








先週に引き続き、今日も苔玉の補充に行ってまいりました。
苔玉が少なくなると展示が寂しくなると思い
我が家のオソロシ系1号、食虫植物ハエトリソウの鉢が先週からひそかに仲間入りしています。

葉の内側にある感覚毛(片側に3本)を2回つつくとパタッと閉じるのが面白く
つい何度も遊んでみたくなるのですが あんまりやりすぎると体力を消耗し良くないそうです。
1回触れるだけじゃ確実に虫を捕らえる事ができないから2回目で閉じるという仕組みはまさにワンダー。
(葉ばかり注目されてしまいますが、花もなかなか可愛い。種もつくようだし)
鋭い棘は葉の内側にはないけれど、中世ヨーロッパの拷問具“鉄の処女”のイメージと重なってしまう。

非売品だったんだけれど、ぜひ作って欲しいと言ってくださる方がお二方いらっしゃいました。
(女子はけっこうオソロシ系好き?)
ので、お待ちいただく事と花ナシのハエトリソウかもしれない事を条件に、お受けしました。


ちなみに、オソロシ系2号はモウセンゴケなのですが
こちらは写真を載せるのをためらう程、虫捕まえまくってます‥

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6月15日 Fri 「タコノマクラの灯り」








毛穴のひとつひとつまで美しいのだ。

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6月14日 Thu 「筆舌に尽くしがたく」







注文していた勝本みつるさんの本「one day 或る日」が届きました。
もう、もう、なんて素敵な世界。
この一冊を抱えてベッドにもぐりこみ、非日常の小部屋で自由に遊びまわり
そのまま眠りに落ちるというのは、最高の贅沢なのであります。



豆本の注文受付終了いたしました。
お一人で2冊申し込みしてくださった方、はじめましての方もいらっしゃいました。どうもありがとうございます。
来週にかけてもバタバタ気味ですが、合間を縫って少しずつ地道につくってゆくつもりです。
お届けまで少しお時間をいただきますが、どうぞ宜しくお願い致します。

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6月11日 Mon 「森閑」







moss garden、喜んでくださる方が多くてヨカッタ。
現実にこういう庭を持てたらどんなに素敵だろう。しっとり、うっとり。 
しかし、悲しいかな、なかなか住宅事情が許しませんので、せめてコケの箱庭を愛でながら霧吹きしゅしゅしゅ。
ぜひ顔を近づけて、ゼニゴケのオス、メス、確認して欲しいです。
自然界ではありえないコケたちの共存が見られます。



豆本受注受付中です。どうぞ宜しくお願いいたします。
ポストカードもさりげなく、3種類(上3つ)増えています。

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6月9日 Sat 「晴れのち雨ときどき雷」







2日目は、雷をともなうはげしい雨。
そんな中、足を運んでくださった方々に感謝‥!
初日は遥々遠くからきてくださった方々も。 ありがとうございます!

自然との距離感、思い描く関わり方、好きなかたちや色、質感は人それぞれにあって
みなさんの反応を見るのが、ひそかな私の楽しみ。

標本のひとつひとつには小さいけれどちゃんと物語があって、意味があって。
イキイキと目を輝かせ面白がる気持ちは、確実に空気感染するんだなあと。

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6月7日 Thu 「いよいよ明日から」







お店の方々の多大なるお力添えのおかげで、搬入は無事に終了しました!

いよいよ明日からスタートです。

会場風景は、また随時UPしますね。

何か面白いものを見つけに、どうぞお出かけください。

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6月2日 Sat 「そろそろホタルの季節です」




梅雨入りを間近にひかえ、ホタルの見頃もそろそろ。
今年は場所を変えて田原のホタルスポットに行ってみようかと計画中。
もちろん、搬入後のはなしです。


行ってみたいと言えば‥
6月4日から銀座ガレリア・グラフィカ bisで 勝本みつるさんの個展「野と家」 が開かれます。
初期作品集「One day 或る日」、うう‥表紙からすでに‥やられました。(ノックダウン)
ああ、はやくこの手にとって堪能したい‥!!

そして、6月25日からは銀座のスパンアートギャラリーで漫画家の鳩山郁子さんの個展が開かれるとのことです。
新作、とても楽しみです。また未知の世界に誘ってくれそう。
月兎社さんのイベントもありますし、梅雨から初夏は楽しいことがほんと、目白押しです! 

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