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4月30日 Mon 「新緑の中をモウロウとしながら歩く」








どこへ行っても混み混みの連休は家や近場で過ごすのが一番。

昨日は近場の森をひたすら歩いてきました。
初めて訪れた所でしたが、とても2時間じゃまわりきれない、大きな森でした。
ぴかぴかの黄緑色の葉っぱたちに生命の息吹を感じます。
ところどころで、むわっとする草いきれも感じ、一瞬夏を感じたり。

どこかでお弁当買ってから‥なんて思っているうちに目的地に着いてしまって、
しょうがないからそのまま歩き始めたんだけど、想像以上に奥深い森でしかも急勾配の坂道も結構あったりなんかして
おまけに花粉のせいか鼻水がとめどもなく出てきて、軽い頭痛も感じつつ、最後はお腹が空き過ぎてモウロウ。

最後はこんな調子でしたが、やっぱり森歩きすると気持ちいいのだ。






スミレの同定って案外難しい。
今年は新しいスミレ地帯たくさん見つけました。

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4月25日 Wed 「みどり水玉 + アルビノ・クワガタ」









なんだか気忙しい毎日で、部屋の片隅に放ったらかし状態だったシイタケの原木。
そろそろ2シーズン目にかかろうとするも。
水にちゃぷんと浸ける前に、みどり水玉に衣替えし、遊んでみる。
森じゅうの木をこんな風にしたら、面白いな、きっと。(しばし妄想)


思わず上にのっけてしまったクワガタは、HIPOTAさんという刺繍作家さんが作られたブローチです。
全てのモチーフはひとつひとつ手刺繍によるもの。
こんなに緻密で可愛い“立体刺繍”を観たのは初めてで、感動!

HIPOTAさんの展覧会は、豊橋のUN・YOKEで本日まで(もっと早くにご紹介できればよかった)開催中です。
個人的には虫シリーズが好みでしたが、他にもウサギや馬、オウムや小鳥など、いろんな動物もおりました。

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4月21日 Sat 「ぽつねん」









展示する標本をキャビネットや箱から出して机に広げてみる。
ここ1〜2年くらいの間に集めた標本のほとんどは、採集場所と採集日を残してあるけど
それ以前のものは場所は何となく覚えているものの、日付はない。
その頃はただ何となく好きだから、集めていただけなのです。
(でも、その“ぼんやりの時代”はとても大事でした。それがあってこそ今の自分があるから)


海もの、山もの、ありふれた日常の中で拾ったもの、ただ好きだから集めていただけのものが
こうして他の誰かに見てもらえる日がくるとは不思議なものです。
学術的に珍しいものはたぶん何もありませんが、おそらく目には充分楽しい標本たちです。







マクロの世界では、こんな感じ。





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4月19日 Thu 「世界の片隅で」









世界の片隅でひっそり生きているゼニゴケ。
スギゴケのように大切に育ててくれる人はまずいない‥はず。
育てるどころか、ここのゼニゴケも除草剤をまかれてところどころ茶色くなっていました。

ちなみに、私は2度ばかりゼニゴケ飼育(鉢植えで)に挑戦しましたが
せいぜい持って1シーズンでした。
生命力は強いはずなのに、いざ育てようとすると何故かうまくいかない。
やはり南向きで風が強いというベランダの環境は、過酷だったようです。

春は青々としたちいさなアメーバ(雌器托)がぽつぽつ出てきて、思わず頬が緩みます。

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4月17日 Tue 「コケ畑を見た」







清々しく晴れた土曜日、静岡のとある町を走行中、感動の光景に出逢いました。
「苔みたいだよ」の声に車を寄せて緑の畑を覗いてみると‥目の前いっぱいに広がるコケ絨毯!!

美しく真四角にカットされたコケを収穫?作業中の方に「何のコケですか」と尋ねてみた。
「スギゴケですよ」 この広〜い畑一面(離れた場所にもまだある)すべてスギゴケなんだそう!!!







お寺や神社など苔庭によく使われるスギゴケですが(銀閣寺でも“大切な苔”として扱われていました)
このような180度パノラマ状に広がるスギゴケ畑を目にするのは初めて!!

何年か前に石川県の“苔の園”で見たコケ畑は、たくさんの木に囲まれた半日陰のような場所で
おそらく雨が降らない時期の水やりは人の手によるものだったと思うけれど
こちらのコケはまわりに遮るものは何もなく、朝から晩まで陽の光にさらされている状態。
(スギゴケがここまで日向に耐えられるのだとは知りませんでした)
その上、とくに水やりもしていないのだそう。
「苔は朝露の降りる場所に植えろ」という言葉があるそうですが
光や温度、湿度など、この土地の気候がスギゴケ育成にちょうど合っているんだそうです。






作業中の男性の方は、コケ畑に感動しまくっている(物好きな?)私達に快くお話を聞かせてくださいました。
アリガトウございます!!(こんなにコケに興味を持って尋ねてくる人はそうそういないらしく・笑)
コケ好きにはたまらん光景でした。久々の感動。




コケ出荷前。
箱好きの私にはどうしても標本箱に見えてしまう。
今度京都のお寺で見るスギゴケは、もしかしてここで造られたものかもなあ‥

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4月16日 Mon 「納品お知らせ」









clapierさんに苔盆、苔玉納品しました。

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4月12日 Thu 「春ですね」




コンクリートの道路に桜の花びらが舞う姿は美しい。
4月だけど既に日射しはジリジリ強く、日傘をさしている人もちらほら。
北海道の桜なんて5月だもんなあ‥(私の基準は常に北海道なのです)

雨不足で、見込んでいたコケが手に入らず。
相手は自然のものなので、こればっかりは仕方がない。
スミレの苔玉とか、いろいろ作りたいのになあ。
教室で焼いてもらった花器が久々にできたので、こちらは来週納品できます。
苔盆用のコケは確保してありるので大丈夫。







久々にローカル甘もの話。
しばらく食べないと禁断症状が出てくるロールーケーキ、それはふわもころーる
たまご工場がやっているお店で、ちょっとわかりにくい場所にありますが
迷いに迷って探す価値のあるお店です。
このスポンジの柔らかさ、たまごのやさしい味はちょっと他にないんだな。クリームも絶妙。

入り口付近には黒猫がいつもお昼寝してて、和みます。







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4月6日 Fri 「ホシバナモグラの鼻」




Animal Planetでホシバナモグラという奇妙な生きものを観た。
前から気になっていた動物だったので、動く映像を観れたのはちょっと感動ものだった。(大英博物館の標本も)

身体は意外に小さいという印象。マウスよりちょっと大きいくらい?
チャームポイントでもある22本の突起は超高感度。目にもとまらぬ速さでミミズを捕らえる。
生息地のカナダでも認知度はかなり低く、「星型の鼻をもつモグラ?冗談でしょ?」といった反応。


ホシバナモグラって、本当に笑いが込み上げてくる顔だ。
何度見ても笑える。悲しい時は、ホシバナモグラの顔を思い出すのもいい。
そしてあの鼻。ゼニゴケの雌器床に似てる‥!! と、ひとり小さく喜ぶ。


あと、こんなのもありました。






名前はわからないけど、木の実だと思われます。鼻‥じゃなく花のあとが残ってます。ユーカリ系?
結構大きく、径は8センチくらい。







あと、何故か私の切手帳に、モグラ?の切手がありました(笑) ミミズ食ってます。
特別モグラ好きってわけじゃないんだけど‥この繊細なタッチと色使いに惹かれて買ったのだった。

ホシバナモグラの切手‥あったら絶対欲しいです(笑)

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4月6日 Fri 「キノコが出たよ」








先週くらいからコケ瓶の中に出現した、か細いキノコたち。
どんどん増えるといいなー
個展の時も展示しようかな。






ちょっと前にアソビで作った豆本。高さ4センチちょい。
このタイトル「 Wonder in my pocket 」がそのまま今度の個展のタイトルになりました。

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4月4日 Wed 「ウラウラ・ウラジロ」








眠気を誘うような春のやさしい木漏れ日の中、ウラジロがこんもり茂る森の中を探検したいものです。
ゼンマイ仕掛けの新芽がこっちへおいでよほほほほーと手招きしている‥


2週間ぶりのヨガ。花冷えのせいもあり、身体かたくなってました。
なかなか取りかかれなかった花器作りも少し。この調子だとあまり数はたくさん作れそうにないかなあ。
コケと花も調達し、苔玉も仕込まなくては。(17日からクラピエさんが復活されますよ!)

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4月1日 Sun 「凛と」








気になるかたち。誰と交信しているのでしょうか。
(カメラの設定が知らないうちに変わっていてボケ気味。残念!)

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