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2月27日 Tue 「春をいただく」







早春を知らせる野草と言えば、私にとってはフキノトウとツクシかな。
フキノトウは愛知に来てからとんと見なくなってしまったので、とても残念。
荒れ地でもよく育つツクシはあちこちで見られます。

シダ植物 トクサ科のツクシは、ご存知スギナの子。
地下茎でつながっています。掘ってみると、なるほど〜と納得します。
太古の昔、海藻類から分化したと考えられているそう。コケと同様、原始的な植物なのです。
(ツクシのあれこれ→つくし同盟
ウニとかコケとか、とにかく私は原始的な動植物に弱い。

ふしぎ造形シリーズでドアップにしたのは、ツクシの頭(胞子嚢穂 ほうしのうすい)部分です。
ハニカム構造の名残が見られて、キモウツクシイ‥ですよね?

ツクシ畑を発見したら、ぜひ春を味わってみてください。
袴取りは少々面倒ですが、自分で採ってきた野草をいただくのは、格別ですから。
いつもは佃煮にすることが多いのですが、今回は以前友人からいただいた『野草の料理』(甘糟幸子)を参考に
ゴマ油でさっと炒め醤油をちょろっとたらしていただきました。こんなに簡単なのに、ほんとに美味しい。
ほのかな苦み。滋味あふれる食卓。
ツクシだけではなく、スギナのほうも食べられるそうなので、今度挑戦しようっと。


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2月26日 Mon 「ふしぎ造形シリーズ」







ピントが甘いのはさておき。

さて、これは何でしょう?(ノーヒントです)

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2月23日 Fri 「実生」







忙しい時ほど、出かけたい用事ができるもので‥

出かけたい用事とは、山野草の講習会。
実生(みしょう)でいろんな山野草を増やして苔玉や苔盆に使いたいなあ、
以前からそんな思いがあったので、今回の講習はいい勉強になりました。

知らない名前の草花の名前がぽんぽん出てくるようなツワモノ揃いのおばさま方に囲まれ
若輩者のぺーぺーの私は、フムフムヘーとおとなしく先生や皆さんの話に耳を傾けるばかり。
「○○の花たくさんあるからあげようか?あ、でもベランダじゃあダメだわ!」
気さくに話かけてきてくださったおばさま。
そう、ガーデナーにとっては無問題でも、ベランダーには不向きという植物ってもんがたくさんあるのです。
○○の部分は聞き慣れない植物で、忘れてしまいました。

たくさんある中からカリガネソウ、ハマナデシコ、ヒゴスミレなど6種類のタネと苗1つを頂いてきました。
今時期に播いたものは3〜4月に発芽、半年かけて生長させれば早いもので今年中、
多くの多年草は翌年開花するそうです。
気長にのんびりと、なんだよね。


ここで、お知らせです!
3月下旬に予定しておりました豆本教室ですが、
諸事情により夏頃(7月が濃厚)開催に変更になりました。
参加してみたいと思ってくださっていた方、季節はひとつずれてしまいますが、どうぞ宜しくお願いいたします!

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2月20日 Tue 「ツクシのあたま」







近所の空き地にて。はやく食べたいなあ‥

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2月18日 Sun 「いい匂い」



ちょうどヒヤシンスが満開です。
香水でもお香でも、強い香りは苦手だけど、
花の、とくにヒヤシンスの匂いは“ほのかに香る”感じでいい。
幸せな気分に包まれます。






今月は制作とか、何となく考え事をしてる時間が多くて
気づいたらもう夕方‥!なんてことが多い日々。

金曜の夜は友人二人と中華のお店で新年会。(もう2月になってしまったけど)
楽しいお喋りの余韻を引きづりつつ、帰宅しテレビをつけると
ちょうど日本アカデミー賞の最優秀監督賞の受賞シーンで
ソワソワ落ち着かない様子の三谷さんが小さなマスの中に映っていた。
フラガールの監督が選ばれると、チキショーとばかりにシャンパン?をガブ飲みしてた‥笑
さすが、三谷さん。細かいところまでいろいろ計算して臨んでるなあ。

『かもめ食堂』チームは、もたいさんが助演女優賞にノミネートされていたんですね。
(ちなみに、もたいさんの披露試写会でのコメントは「フィンランド人は日本人に似ているんです。蒙古班もありますし。だから、すぐにリラックスしました」)
マダム(小林聡美)主演、荻上直子監督の次回作『めがね』もかなり楽しみ。

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2月12日 Mon 「赤瓢箪」







昨晩はスペイン料理のお店で美味しいものを堪能、そして楽しい〜時間を過ごしました。

写真の真っ赤なちんまりびょうたんは、こっつさんからのいただきもの。
食用ひょうたんの漬け物‥! ワオ!ビューティフル!!
(ひょいと選んだ手ぬぐいの柄が、あらまあソックリ)
コリコリご飯のお供に大事に食べてます。アリガト〜(& 小鳩豆楽もおいしゅうございました)

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2月10日 Sat 「幾何学野菜」



ご回答頂きました方、答えを聞くまで眠れなーい!と仰ってくださった方、ありがとうございました。
(宇宙から来た野菜、いいなあ〜)

正解は、「ブロッコリーロマネスコ」(シューロマネスコとかいろいろな呼び名がるようです)
というアブラナ科の野菜でした。

私がよく買い物するスーパーでは、「うずまきカリフワワー」という名前で売られていました。
なんでもブロッコリーとカリフラワーをかけ合わせたものだそうで、
珊瑚礁と形容されるインパクト大のルックスとは違い、クセのない優しいお味で大変美味!
イタリアではポピュラーな野菜だそうですが、日本でもこれからジワジワ普及するのかな?

渥美半島は全国でも有数のブロッコリー産地。このロマネスコも田原産のものでした。
お値段も確か100円くらいで、ブロッコリーと同じくらいにお安い。
ビバ!地産地消。野菜王国の地に暮らしていることに改めて感謝です。

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2月9日 Fri 「腰が痛かったり」



またやってしまった。開脚前屈のポーズ(その後の鋤のポーズでも)で軽く腰を痛めてしまう。
その時は「快痛〜」と思いながら、調子にのってやっているんだけれど
(もともと身体は硬いほうなのに、床に上半身がべたーってつくのに憧れ、つい頑張ってしまう)
翌日になり腰を屈めた際ズキッと傷みが走り、ああ、またやっちゃった‥と悟る。
ヨガをやる度に毎回痛めるわけではなく、痛いと言っても湿布をしていればやがて傷みも消える程度のものだけれど
今まで肩も腰も痛くなったことのない私としては、急に年寄りっぽくなった感じ?のような。


豆本制作、やっと印刷、製本に取りかかれそうです。
全部出来上がるまで「うまくいったゾ」という実感はなく、ちょっと落ち着かないのですが‥
でも、楽しみながら作った本なので、その空気は少し伝わるかな?
この本を見てくれた人が、心ウズウズするような本になれば、ほんと幸せです。




さて、問題です。これは何でしょう?





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2月7日 Wed 「蕾」




髪も切ったし、春風も吹いたし、蕾もほころびそうだ。









最近観た映画(DVDだけど)は『ローズ・イン・タイドランド』。
テリー・ギリアムが描く狂気のアリス、ちょっとクセ(というかトラウマ)になりそう。
子供の頭の柔らかさ、自由奔放さもイケナイ好奇心、くすぐられます。

この監督の映画は観なくっちゃ、と思ったのは、
何年か前に爆笑問題(太田光がギリアムの大ファン)との対談を観たのがキッカケだった。
とにかくこのノリがよくてお茶目で豪快で面白いオッさんが創る映画ってどんなん?と興味を持ったのでした。
『ブラザーズ・グリム』も良かったし、他の作品もちょっとずつ遡って観てみようっと。


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2月4日 Sun 「早春の花」











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2月3日 Sat 「冬らしくない冬なので」



早いもので、明日は立春。
イワシもヒイラギも用意して(風が強くてまだ外に出せない)、豆も恵方巻きも食べて‥
気分の問題かもしれませんが、簡単にできる邪気払いという行為はけっこう好きです。




しかし、今年の冬はちっとも冬らしくなく冬で、身体はとてもラクなんですが
やはり地球が壊れてきている前触れとしか思えなく、不気味に思えたりするのです。


温暖な所にずーっと住んでいると、雪景色というものが時々恋しくなります。
あの誰も足を踏み入れていない新雪の中をぎゅっぎゅっと進んでいく朝の心細さと静寂。

切手帳を開き、雪の結晶コーナーを眺めては、うっとりと自分の中の雪景色というものに浸ってみたり。
うーん、それにしても冬モチーフの切手って、どれも秀逸‥!と唸ってしまう。


で、それでもまだ雪が恋しい時は、山渓から出ている「スノーフレーク」(邦訳版!)持ってお布団に潜り込む!
半星状とか砲弾型、畸形みたいな変わった形もいいし、ちょっと崩れたアシンメトリーもいいなあ。
自然が生み出す美の極致にこれまたうっとりしながら、そのまま夢の入り口へすとーん‥と。






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