「日々の生活をいつもより少しだけよく見てみる そして何かひろう」
ある一日にひろった物を使って何かを表現する。
ひろった物は、物だったり風景だったり言葉だったり‥。

枚方のSEWING GALLERYで行なわれた「When・Where・What 」という企画展に参加しました。日々、散歩の途中で、旅先で、普通にひろい物を愉しんでいる私にとって、とても興味深いコンセプトの企画展でした。私が選んだひろい物は、3年前に知多半島の浜辺で出逢ったハスノハカシパンです。とびっきりの宝物を見つけてしまったような何とも言えないあの時の感動を、風に揺れるモビールで表現してみました。さくら貝、流木、サンゴ、フジツボなど、他のアイテムもできるだけ自分でひろったものを使うようにしました。ギャラリーのちょうど風が通る場所に展示され、なかなか気持ち良さそうに揺られていました。



「ひろい物」には、それぞれにストーリーがあります。中には意表をついたひろい物も。想像力を膨らまし、その日その人にどんな想いが芽生えたのか、どんな時間を過ごしたのか、自分流に解釈してみるのも一つの愉しみかな。

それにしても、ここは本当に時間が止まってしまったような不思議な場所です。廊下を渡って、校内をちょっとだけ探検してみました。


裏庭には、青瓢箪がすくすく育っていました。
実りの季節はすぐそこまできています。



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