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10月30日 Sat 「うちのミイ。」


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猫がウールや布を吸ったりかじったりする行為を「ウールサッキング」というそうです。
最近はじめて知りました。
「早期の離乳」と「遺伝的な要素」などが原因なようです。

うちに来た頃すぐにウールの膝掛けをガジガジしたので、その時はまあ仔猫だししょうがないか程度に思っていましたが、手編みのものをガシガシかまれるのは勘弁してほし〜
毛糸玉なんかだしておいたら、狂ったようにくわえて猫キックして、ズダズダにしてしまうし。
猫っていうのは躾はできないから、かじられないよう外に出さないように気をつけるしかないんですけどね。
かじるだけじゃなく、一部食べてるらしく、うんちが赤だったり緑だったり。
赤のときは「血か!?」とびっくりしてしまう。
お腹空いててストレスでやってるのかと思いきや、それだけでもないんだなあ。
母猫とすぐに離れちゃって、おまけに顔におっきな傷もあった子なので、そのぶんいっぱい可愛がっているのですが、恩を仇で返してくれるフグめ〜〜なんて風に思っちゃいけないんですね。


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すぐにかみつくところが、ミイそっくり。
このハンカチを見てそう思った。
机にポンって置いておいたら、後で家族がこれを見て「これフグにそっくりだね」って。
おんなじこと思ったのが笑えました。


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10月30日 Sat 「北方系ドングリ2種。」


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9月に蒔いたドングリが芽吹きました。
10個以上蒔いて、芽が出たのは3つだけ。
このままスクスク成長してくれればいいのだけれど。
こちらがレッドオーク。


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こちらはイングリッシュオーク。
鋸歯がかなりはっきり出ていて、カワイイ!


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10月26日 Tue 「珈琲展。」


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『恵文社の一杯の珈琲から』
2010.10.26ー11.8(最終日は18時まで)
恵文社一乗寺店 Gallery Enfer


今朝、テレビで札幌の初雪を知りました。
ということは、先週くらいには雪虫も飛んでたのかな。
先月札幌の街を歩いた時はほんの秋の始まりと思えたのに。
北国の冬の訪れはほんと早いなあ。
こちらも今晩あたりから寒くなるとのこと。
ネギ湿布効果があったのでしょうか、喉の傷みが昨日あたりから感じなくなりました。
ちょうど治りかけの頃だったからかもしれないけど、でもなんだかネギのおかげもあるような気がしてます。
喉に違和感を感じたら即ネギ湿布。オススメです。



本日より恵文社さんのギャラリーアンフェールにて『恵文社の一杯の珈琲から』が始まっています。
コーヒを飲むための道具など、いろいろ販売されているそうです。
ぜひぜひ、おでかけください。


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10月23日 Sat 「今年もきのこ展。」


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喉痛がもうかれこれ一ヶ月は続いてるでしょうか。
先日、ネギ湿布デビューをはたしました。
民間療法、好きですから、やはり一度は試してみたいと。
長ネギの白いところを火であぶってタテに裂いて中の部分を当てるように手ぬぐいでくるみ首に巻くという方法。
刻んだり、塩と一緒に焼いたり、やり方はいろいろあるようです。
肝心の喉のほうはまだ治らないのですが
あの臭い成分である硫化アリルが眠気を誘うようでして、夜は即ノンレム睡眠、日中も瞼が重〜くコックリきちゃうほどの効果。
夜はいいけど、日中は作業に支障がでてしまうネギ湿布‥
ひき始めの風邪には効くのかなあ。
もしかして、鼻炎も絶好調だし、この喉の傷みも鼻水も花粉症の症状?と最近疑いだしました。
花粉症にはネギ湿布効かないかなあ‥



アップしそびれておりましたが、豊橋の視聴覚教育センターで毎年行われている「きのこ展」に行ってきました。
2年前に観察会でお世話になったきのこ先生も来ておられて、またいろいろ丁寧な解説をしていただきました。
この先生とお話していると、ほんとに偉い先生っていうのは威張ったりせず
誰にでも分け隔てなく熱心にお話してくれるもんだなあ‥といつもありがたい気持ちになります。

今年は猛暑でおまけに雨も少なかったので、この辺はきのこが不作だったそう。
やっぱりなあ。台風もなかったし、夏から秋にかけて大地はカラッカラだったもんね。
しかし、このテーブルいっぱいに並べられたきのこたちは一体どこから‥?
観察会で採取したものだけでは足りないので、メンバーがあちこちからかき集めてきたものなんだそうです。
すばらしいネットワーク!ナマものの展示はほんと大変だあ!

先生によると、年々見られなくなってきているきのこもたくさんあるそうで
きのこたちにとってどんどん環境が悪くなってきているのは明らかなのでしょう。
きのこが育たないってことは、森も元気がないってこと。
きのこを考えることは森を考えることにつながるんだと、あらためて思ったのですが
思うだけで、自分に何ができるのかなあって、いつも思うんですよね。
たぶん、自然に興味のあるひとは誰しも思うところ。
わたしは、こんなにもうつくしい生きものが自分の身近な自然にたくさんいるんだよってことを伝えるところから始めているのだけれど、そこから先がまだなんだよなあ。
もどかしい気持ちを忘れず、飽きられるほど続けることが大事なのだろうと思う今日この頃なのでした。


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10月20日 Wed 「LAVVO」


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ブランドというとなんとなく大袈裟ですが
自分の名前とはべつの、気軽に呼んでもらえるようなネームを持ちたいなあとかねてより考えておりました。
「LAVVO」(ラーヴォ)とは、ラップランドに住む、トナカイ遊牧を営むサーミ人のテントの名前です。
トンガリ帽子を思わせる三角のテントで(ちょうどロゴのAの部分のようなかたち)素材は木の骨組みとトナカイの毛皮でできています。
あたたかいテントの中に森や海でひろってきたものを並べたりつり下げたりするイメージで
「LAVVO」と名付けました。

名前をつけると気分が引き締まる思いです。
一般的にはブランド名をそのままHPのタイトルにすることが多いのでしょうが
ポケタコは10年間やってきた愛着のある名前でありますし、見てくださってる方にも馴染み深い名前だと思うので
サイト名は今までどおり変えずにいこうと思っております。少々ややこしくてすみません。
ただ、オンラインショップの名前は「LAVVO」にしたほうがわかりやすいと思いましたので
近々リニューアル計画中です。
また新たな気持ちでやっていきますので、どうぞよろしくお願いいたします。
変化を楽しみながら、ていねいに活動してゆきたいものです。
(ていねいに、、といいつつも、今はやることがいっぱいで焦りまくりですが‥)
ポケタコも10年、これからもどうぞよろしくお願いいたします!!


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10月18日 Mon 「一杯の珈琲から」


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『恵文社の一杯の珈琲から』
2010.10.26ー11.8(最終日は18時まで)
恵文社一乗寺店 Gallery Enfer





コーヒを飲むための道具の数々を販売。
わたしは、pot holderで参加させていただきます。
発色のいいウールの毛糸で編んでいます。
どの色もほんと好きな色ばかり。手触りも気持ちいいのです。
年中つかえる鍋つかみ。ぜひ、恵文社さんへ足をお運びください!

じつはわたくし、ふだんは中国茶&紅茶派なのですが(小声)
珈琲のおいしいお店に行った時はおすすめを味わうようにしています。
(でも基本はカフェオレが好きです)
珈琲ポットとか理科室の実験器具を思わせるフラスコみたいな道具とか、すごく惹かれます。


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10月15日 Fri 「今年も逢えた!キツネノタイマツ。」


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かれこれ5年以上になるでしょうか。
電車を乗り継ぎ2時間以上かけ、毎年通っている公園があるのですが、
そろそろキツネノタイマツがわらわらと出てくる頃だなあと思い、我慢できずでかけてきました。
蚊の襲撃に身悶えしつつ、ドングリ拾いとキノコ探し。
ああ、なんという平和なひととき。時間を忘れひたすら集中。
か、顔がかゆい。足も尻もかゆい。総攻撃だ。
ムヒ塗っても追いつかない。
毎年この瞬間、モスキートパーカー買っとけばよかったーと後悔する。
まだ死んで間もないであろうネズミの死体が目に飛び込んでくる。
ひとりで小声で「うわあ」とさけぶ‥
きっと公園の住人と菌類たちが分解してくれることだろう‥

そんなこんなしてるうちに、狙いどおり、今年もキツネノタイマツに出逢えました。
今回もねっちょりとグレバっておりました。
(グレバ=先端の黒っぽい粘液部分で胞子が形成されるところ。悪臭をはなつというが、そんなに臭くない)


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今年のピンオークはずいぶん小ぶりなのが多かった。
猛暑の影響か、数も少なめ。
でも樹によっては、しっかり熟して大きく育ったものもけっこうあったので
まずまずの収穫。


去年とても好評だったドングリ編み針とドングリ標本函、今年も作りますので、おたのしみに。


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10月10日 Sun 「ドングリ整理。」


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天気がよい日は熱処理したドングリをひたすら日干し。
収穫したドングリは大量にあるけど、作品に使えるのは半分もいかないんじゃないかなあ。
今とりかかってる制作がひとだんらくしたら、ドングリ編み針、ドングリ標本函にもとりかかりたい。
編みたいものもいっぱいあるし、やりたいこと山積み、金木犀が香る秋の一日。


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10月10日 Sun 「秋のお茶会。」


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きのこがいっぱいあるはずの里山で秋のお茶会をしよう!と友人たちと計画していましたが
土曜日はあいにくの雨。
じゃあおうちで食べようか、ということになり、友人宅でそれぞれが持ちよったものでお茶会開催。
お腹いっぱい、食後の秋フルーツも、ほんとどれも全部美味しかった!
(ちなみに、わたくしが作ったのはきのこの炊き込みご飯おにぎりとエビコロッケ)
場所が変わったり、お重やお弁当箱につめただけで、なんじゅうばいも楽しく美味しくなるもんです。


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10月6日 Wed 「これがデシケーターっていうんですね。」


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「何の穴だと思いますかクイズ」で当選されたKさんより、すっばらしいものを頂戴いたしました!
お仕事で標本整理をされているKさん、職場で要らなくなったガラス容器があるんですが興味ありますか?と声をかけてくださり、ぜひぜひほしいです〜!と、すぐにお願いしちゃいました。
しかも、種子をいれていたというデシケーター(防湿庫)は70年前に使われていたもの!
磁器製の白い穴あき盤がなんともいい雰囲気。


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底の気泡がいいんです。ここにシリカゲルなどをいれるそうです。


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こちらは四角い壜。すごい厚くて重いです。


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撮影してるとすぐに邪魔者が。
部屋の中に新しいものが入るとすぐにチェックがはいります。


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ドングリっぽい。
蓋はグリセリンなどで密閉するために溝がなくフラット。
足に落っこちないよう気をつけねば。


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いっしょに送っていただいたアオギリの翼果をいっこ与えたら、あっという間に粉々に。
朝の光で黒目が三日月なみにほそ〜い。


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アオギリをいっぱいもらってしまったので、何度も上へ放り投げて試してみました。
(壊れやすいからなかなか試すの躊躇しちゃうんですよねー)
種が2つや3ついてるものより、1個だけついてるものがいちばんクルクルまわると判明。
アンバランスがよいと思いきや、3つもいまいち。重すぎる?距離が足りない?
もっと高いところから挑戦してみようかな。
ボダイジュの翼果は実が1個でも2個でもきれいにクルクル回ります。
Kさんは小さい頃2階の窓から手にいっぱいのボダイジュの翼果を投げて遊んでいたそうです。
なんてすてきなんでしょう‥!!

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ごっそり束になっています。
翼果クルクル大会、、、やりたい。楽しげな画が頭をよぎる。


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オキナワスズメウリ、久々に種をとって育ててみよう。
今年は猛暑のためか実りがよくなかったそうですが、おととしは100個も実がなったとのこと。
マジックで描いたような模様がほんとカワイイ。

右は我が家の翼果コレクションの一部。
標本ラベルによると、ボダイジュをはじめて拾ったのが2005年でした。
今年は新種もふえたことだし、またいろいろ探してみよう。
ああ、秋は一年でいちばん忙しい季節。


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とにかく、なんでも参加したがりさん。
手前のニセ毛糸玉(ゴム製)は押すと音が出るもので、簡易追っ払い道具。
でも、めげないひとです。


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10月3日 Sun 「ウイルタの切り紙講座。」


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土曜日、昭和のくらし博物館で開催された「ウイルタの切り紙 日本の切り紙 そして、暮らし。」という講座へ参加しに、東京に日帰り旅にでかけてきました。
月兎社の加藤さん、1日お付き合いくださり、ありがとうございました〜
baharの春日さんともご一緒できて楽しかったです!
こういうのは、興味あるひとと一緒に行ったほうが断然たのしいです。



日本にアイヌ以外の北方民族が暮らしていたという事実は、先月網走の北方民族博物館ではじめてしりました。
北海道の北、宗谷岬のほんの目と鼻の先にあるサハリン島に暮らしてきたウイルタのひとびとは、トナカイを飼育しながら狩猟と漁労でくらす少数民族。
文字をもたかったことや、熊送りの儀式、シャーマニズム、一部分を見たり聞いたりしていると、たしかにアイヌとの共通点も多いのですが、アイヌはトナカイ飼育はしませんし、言語もまったく通じない、文様だってよく見るとそれぞれの特徴があったりします。

サハリンは日露戦争の結果40年間南はんぶんが日本領でしたが、太平洋戦争の敗戦によって日本に引き揚げることになり、一部が網走などに移住。
今回の講座のお話に登場するウイルタのおばあちゃん、北川アイ子さんも戦後網走に移住してきた方で
日本でウイルタ語を話せる最後のひとりだったそうですが、残念ながら2年前に亡くなられたそうです。
四カ国語を話せるアイ子さんは大変記憶力のよい方で、新しい言葉もどんどん覚えて使うのだそうです。
文字を持たなくても、なんでも頭に入っていればなんら支障はないということなんですね。

講座では生前のアイ子さんの手仕事などの記録映像を撮っていらした北方民族博物館学芸員の笹倉さん(わたしも以前からお世話になっております!)が映像とともにウイルタとはどんな民族なのか、アイ子さんはどんな方だったのかなど、ていねいに解説されていました。
迷うことなく自由自在にハサミをあやつるアイ子さん。(もちろん下書きはナシ)
難しい曲線は指のカーブをなぞらえているそう。
どんなサイズの紙を渡しても、アイ子さんの手にかかれば美しい文様が浮かび上がります。
この切り取られた文様を型にし、紙に写しとり、刺繍をほどこします。
刺繍の手の使いかたがこれまたおもしろく、針を自分のほうにむかって刺すのです。
もともとはトナカイの皮に絹糸で刺繍をしていたそうで、型は白樺の皮を利用していたとのこと。
文様は靴や煙草いれ、白樺のいれものなどにいれていました、
ちょっと意外だったのが、文様にとくに意味はないということ。それぞれの形にも名前などはないそう。
アイヌは文様に名前があって、切り紙は使わない。でも抽象模様というのはいっしょ。
うーん、となりに住む民族で影響し合っているけれども、民族それぞれに特徴があって、知れば知るほどおもしろい。

切り紙と進行をつとめられていた方は造形作家の下中菜穂さん。
エクスプランテのシリーズは10年以上前からのファンだったので、今回お話ができて嬉しかったなあ。
想像通り、パワーあふれるおもしろい方でした。
これ、東京だけで開催するのはもったいないなあ。
切り紙は誰でも楽しめるし、全国いろんなところをぜひまわって欲しいです。(熱望!)



世界中にいる少数民族たちは、近代化の波にのまれ、本人たちの意思とは関係なく同化政策を強いられ
悲しい過去を背負ってきたひとたちが多いのです。
ウイルタのひとびとは現在350人、ウイルタ語を話せるひとはもはや16人ほどといわれているそうです。
ひとつの文化が、言葉がこの世から絶滅してしまうのではと思うと、すごくやりきれないし、ほんとうに惜しいことだと思うのです。

今取り組んでるテーマ「North Land」は、これからもずっと自分のテーマなんだろうなと思ってます。
こんな素晴らしいひとびとの文化や暮らし、モチーフがこんなにもずっとあふれてる!
そういう感動を、わたしらしいかたちで発信できればなと思っているのです。


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ウイルタ、アイヌ、ウデヘ、それぞれの文様。
日本人からみると、見分けがつきません。


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ロシアのお菓子、包み紙カワイイ。


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博物館にあった、「背守り」(幼児の一つ身の着物の背の中央につけるお守りの紋)の刺繍文様。


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10月1日 Fri 「本から猫草。」


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豊明のお友達Yさんがあそびにきてくれ、というか猫フグに逢いに?きてくれました。
フグははじめから人見知りしない子でしたが、
さすがにお客さんがトイレ入ってる間ずっと戸の前で待ってる姿は笑えた‥
案の定、まさか猫がそんなとこで待ってるとは知らず爆笑するYさん。

本から生えてるのは、Yさんからいただいた葉っぱの付箋。
さすが、本の虫さんならではのセレクトです。うれしい。
ふだんからいっぱい付箋つける人なので、さっそくガンガン使わせていただきます。
いっぱいつけると本から猫草が生えたよう。
フグは付箋を噛みちぎるのが大好きなので、猫草とみまごうこんなキュートな付箋をみた日には
手を出さずにはいられないでしょう。
(ただ今睡眠中でまだ試していませんが)




そうそう。
まったく偶然のはなしなのですが、フグが拾われたところは、Yさんのご近所の公園でした。
フグは猫譲渡の掲示板でみつけた子で、その時は友達が住んでる街だとは認識していましたが
まさか拾ってくれた方も拾われた場所もものすごいご近所だったことがあとで判明して、
でらびっくりしたというわけです。


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猫草にうっとり。
食い散らかし数分でボロボロにされるので、最近は数本引っこ抜いて、与えています。


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