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10月31日 Sat 「委託先のお店。」



たいへん遅くなりましたが、『森と糸』のブックレット・限定BOXの委託先をお知らせいたします。

こんなにたくさんのお店に置いてもらえるなんてぜんぜん予想していなかったので、ほんとにほんとに嬉しいです。
お店の担当者さま、ありがとうございます。
そして、縁をつないでくださった加藤さんにはほんとうに感謝です!
お近くの方はぜひぜひお立ち寄りを、
webのみのお店もすごく好きな世界で、ワクワクします。ぜひのぞいてみてください。


●京都・恵文社一乗寺店さん

●大阪・いとへんさん

●大阪・カロさん

●大阪・beyer(バイエル)さん

●大阪・心斎橋アセンスさん

●名古屋・コロンブックスさん

●東京・FALLさん

●東京web・古書肆マルドロールさん

●東京・ユトレヒトさん

●東京・ロバロバ・カフェさん

●金沢・リュケリさん

●島根web・享楽堂さん 



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10月31日 Sat 「ドングリ編み針。」






ドングリ編み針できました。

3~5号の細めのもの、9〜15号、8ミリの太いものまで、いろいろあります。
編み針はほとんどがユーズドのものを使っているので、いい色合いです。
実用的でもあり、そして部屋に置いててもなんだか嬉しくなるドングリ編み針です。
近々、恵文社さんに納品します。
ポケタコでの販売は、すみません、もう少しお待ちください〜

このドングリ編み針、殻斗なしの棒の先に玉だけついたカタチもいいなあ、
でもこれ何かに似てるなあと思ってたら、 鍵盤打楽器マリンバのばち、マレットに似てるんですね〜
マリンバのマレットってそういえばかわいい毛糸でぐるぐる巻いたようなのだって、今頃思い出しました。
生演奏は一度だけ聴いたことがあるんですが、そうそう、その時もかわいい玉だなーって思ってたんだった。
(あれを4本もって器用に演奏する姿、とっても楽しそう)
本物のマレットが見たくなったけど‥ふつうの楽器屋さんで見られるものなのでしょうか?

マレットっぽいものといえば、こないだのムーミン展を観にいった時、友達が公園の出店でりんご飴を買っていたのですが、あの小っちゃいりんご飴もマレットっぽくて可愛かったなあ。








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10月28日 Wed 「長〜いエビフライ。」






今年一番の?大物かもしれません。
ドイツトウヒのエビフライです。(真ん中)

右のちいさい松ぼっくりはアカマツのエビフライです。
(エビフライとは、リスが松ぼっくりを食べたあとにできる食痕のこと。種を食べるためにウロコをはがしていくと芯と先端だけが残り、エビフライそっくりの形になるのです)
あたり前ですが、松ぼっくりがおっきいと、エビフライもおっきいんですねー。

ドイツトウヒの松ぼっくりといえば、長ひょろくてウロコの配列が美しく、一目で見分けがつくわかりやすい形をしています。
(ちなみに、鳩時計の重りのモチーフになったのはこのドイツトウヒの松ぼっくりです)
クリスマスシーズンになるとお花屋さんでもよく出回っているので目にしたことがある方も多いかと。

温暖な地域に住んでいると、アカマツやクロマツはそこらじゅうにあっても、
野生のドイツトウヒに出逢うのは、ほぼ不可能。
毎年秋になると必ず山梨と長野にきのこ&コーミング目当てに出かけるのですが、今年は台風後でタイミングが良かったのでしょう、初めてドイツトウヒの松ぼっくりがゴロゴロ落ちている光景に遭遇しました。
しかも、こんな立派なエビフライも落ちていたのです‥!!

いつか大きいエビフライ拾いたいなあとは思ってたけど、全然期待していなかった時に突然出逢えたので大興奮。
はじめての出逢いって、ほんといいですね。めったにテンション上がらない私もこの時ばかりは叫んでしまいます。

しかし不思議なことに、あたりを見渡すと松ぼっくりはたくさん落ちているのに、尻尾までちゃんと残っているこんがりキツネ色のエビフライはこの1本だけだった。あとは真っ黒の芯だけだったり、食べかけで中途半端のだったり(飽きっぽい子?)。
うーん、1本だけって、なんかすごく貴重な感じがする。

これからは意識してエビフライ集めてみようかな。
いろんな種類のエビフライコレクション‥気が遠くなるなあ。












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10月26日 Mon 「ムーミン展。」






秋もいよいよ深まってまいりました日曜日、ムーミン大好き仲間でもある友人といっしょに おかざき世界子ども美術博物館で開催中の『ムーミン展』に行ってきました。
(隣接の公園でランチ&ひさびさの野点も堪能。秋の外ご飯ほんと美味しい!!)

前回観に行ったのはそう、2004年。『ムーミン谷の素敵な仲間たち展』と題した原画展でした。
その筆致の繊細さ、あたたかな色づかい、メランコリーなんだけど大胆で自由奔放、そして冒険心あふれる画たち。
初期の頃の悪ーい顔のムーミンもかわいくって。
2度目になる今回もまた飽きることなくタメイキの連続、心揺さぶられました。

今回は、原画、習作、スケッチ約170点のほかに、日本初お目見えのムーミンの立体模型の展示もありました。
立体模型ってまさかタンペレ市のム−ミン谷博物館所蔵のムーミンハウス?って勝手に思い込んでいましたが‥違いました。(あれを運ぶのは大変そうですもんね)
ムーミン小説の中の1シーンを再現した人形模型たち、使われてる洋服の生地とかもすごくノスタルジックで、かわいかったー。おしゃまさんとの雪のランプのシーンが好き。
ひとつひとつ、くまなく鑑賞。気分はもうひんと奥深い森の中。


写真はミュージアムショップで購入した『芸術新潮』、そして友人からもらったムーミン入浴剤から出てきたちびのミイのフィギュア。
しゅわしゅわの泡玉からフィギュア入りのカプセルが現れるんです。
モランとか黒ひょうとかもあったらいいのにな。

ムーミン展』は今後、長島美術館(鹿児島)、みやざきアートセンター、広島県立美術館を巡回するそうです。


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10月26日 Mon 「ドングリ針。」






人間チョッキリと化し、ドングリに孔あけ中です。



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10月26日 Mon 「ドングリキツツキ。」



アメリカに、 ドングリキツツキ 【Acorn Woodpecker】 という驚くべき習性をもつ鳥がいる。
枯ちた木に孔をあけ、その孔に食料になるドングリを一個ずつていねいにはめこんで蓄えるという。
いまどのくらいの蓄えがあるかは一目瞭然。‥スバラシイ。
おびただしい数の穴は芸術性という枠を超え、執念すら感じられる。
リスのように後で食べようとして土に埋めたはいいが、どこに隠したかすっかり忘れてしまう(というか隠したことも忘れてる)オツムテンテン(笑)なひとたちもいる一方で、こちらはなんというか祈りの建築って感じ。
小粋な赤いベレー帽も美意識の高さを物語っている。
ちなみにドングリキツツキは、ドングリ以外にも、他の木の実や昆虫、樹液なども餌にしているそうです。

生きてくための行為だっていうのはわかるんだけど、でもやっぱり絶対コレクション癖もあるはず。
そう思えてなりません。このドングリキツツキ。

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10月21日 Wed 「食用菊。」






Yさんより、新潟産のお蕎麦と函いっぱいの食用菊の詰め合わせをいただきました!
この美しい菊は「かきのもと」という名前で、「柿の実が色づくころに花が咲くから」とか「昔は垣根の根本に植えていたから」などの説が由来になっているそうです。
(地域によっては「思いのほか」という呼び名もあるそう。思いのほか美味しかったからなんだとか!)

まさに、今が旬の食材なんですね。
新潟や山形では昔から菊の花を食べる習慣があったんだそうです。
おもしろいですねー。地方にいくと、他では知られていない食材っていっぱいあるんだろうなあ。

豊橋もエディブルフラワー(食用花)の生産は盛んですが、こんな大きな菊はおそらく作ってないと思うし、そして残念ながら地元の人たちには日常的に花を食べる習慣はないというのが現状です。

送っていただいたへぎそばは海藻をつなぎとした緑色のそば。
わたしの中では蕎麦といえば福井なんですが、いやー新潟の蕎麦も美味しい!
麺のコシ、ツルツルの舌触り感、お家でこんな美味しいお蕎麦が食べられるなんて、なんてシアワセなんでしょう。
極上の鰹節をつかった麺つゆも旨い!
お蕎麦の上に軽く湯がいたピンクの菊を散らしていっしょに頂きました。
(緑とピンクの色合い、かなり美しいです)
菊はクセもないし、シャキシャキ感がよくって、なにより見た目の華やかさがいい。
ピンク色のものってそう食卓にのぼらないので、この一品があるだけでぐっと華やぎます。

ちなみに、「花を食べる」で思い出すのは‥『ラストエンペラー』で婉容がユリ?の花をむしゃむしゃ食べるシーン。
あれがワインだったら普通だし、骨付き肉だったらまた違っちゃうし、やはり生けられた花を食べることがあの場面の心情をうまく表しているんだろうなあ。

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10月18日 Sun 「グレバで悪臭を放つ奴。」






去年、撮り損なったキツネノタイマツ、今年も運良く出逢えた。
やはり、同じ場所での定点観察は確実だ。
今年はなんだかきのこ全体の数が少なく感じるが、先日のベニテングタケに続きキツネノタイマツにも出逢えたし、
大物との再会が多い年で、それはそれで嬉しい。

真新しいネバネバのグレバを輝かせたキツネノタイマツは、異彩を放っているだけではなく、異臭も放っていた。
これに似たもので、キツネノロウソク、キツネノエフデなんていうちょっと可愛い名前のきのこもある。
キツネシリーズ‥こう種類も多いと名前をつけるのも大変なんだろうな。


この日は、1時間半くらいドングリ拾いに熱中した。
思いのほか豊作で、やめ時がわからなくなる。
軽く腰が痛いけど、充実の秋です。

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10月13日 Tue 「ミズタマとシマシマ。」



















連休は思いっきりどんぐりときのこ三昧!!といきたかったのですが‥
今年はきのこがほんとーに不作。
場所を変え、大きな公園ふたつくらい歩きましたが、被写体になるようなものはほとんど見つからず。
なんだかちっとも10月らしくないのです。
思い当たることは、夏から秋のあいだほとんど雨が降らなかったこと、そしてあまりにも涼しかった夏。
毎年異常気象の言葉を耳にしているせいか、だんだんどれが正常モードかわからなくなってきた昨今、
わたしの中では、きのこの出没具合がひとつの目安になりつつあります。

でもでも。
あきらめず、鼻赤くして歩きまわりました。(気温16℃)
そしてついに。再会したのです。
2年ぶりにやっと出逢えたベニテングタケ!!
なのに‥目に飛び込んできたのはなんとも無惨な光景。
思わず、ムンクの叫び状態。ヒィーーー!!
こ、これは‥毒キノコを専門に掘る&蹴るオッさん(たぶん)の仕業か。
見事にぜんぶむしり取られ、一ヶ所に集められ放置されていました。
あーあ、こんなに赤いのに、こんなに水玉なのに、こんなに美しく生まれたのに、ひどいよう。
そりゃあ間違って食べちゃう人もいるかもしれないから親切心でやっているんだろうけど、
地面からにょっきり生えている姿をいろんな角度から観察しつつ、その優美な姿にうっとりしながらカメラにおさめたい人にとっては、ほんとうにガックリな光景です。

気をとり直し、バラバラ事件になっていない子たちを撮影。
もげてても、やっぱり美しいものは美しい。
白樺の木に囲まれ、なんとも至福の時間を過ごす。






帰りに偶然マコトちゃんハウスを発見する。
見事なシマシマ。横っちょには流れ星もあるぞ。看板の経年変化が味わい深い。
前にニュースで(これとは別のお家)このシマシマのことを色彩の暴力?とか言ってた人もいたらしいけど、
そんな風には思わない。
ミズタマもいいけど、シマシマもなかなか美しい。

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10月8日 Thu 「お待たせいたしました。」



昨夜から今朝にかけて日本列島を横断していったモウレツな台風の影響で
わたしの住んでいる町にもいろいろ被害が出ている模様。
耳栓しててもすごい風の音でなかなか寝つけれず、3時過ぎにむっくり起きニュースを見ていたが、
10分もたたないうちに停電。

すっかり目が覚めてしまっていたのでロウソクをゴソゴソ探し、火をつける。
本でも読んで暇つぶししたいところだが、ロウソクの灯りでは暗すぎるので、
お茶をすすりながらぼんやりやり過ごす。
停電なんて、ひさしぶりのこと。
朝方やっと眠りに落ち、目覚めたのは朝10時。
まだ停電したままだった。
庭のゴーヤの棚は全壊、鉢ものも倒れてきた棚や木の板の下敷きになって無惨な姿に‥

軽く朝ご飯を済ませ(水道とガスが使えるのはありがたい)自転車で近所を偵察。
家の外で掃除する人が見られた。道路脇に散らばる何かの破片やら葉っぱ。
神社の木が見事に折れていた。相当強い風だったんだなあ。
信号機は動いていない。
コンビニに入る。結構人がいるけど、灯りも音楽も店内に入った時のメロディもないコンビニは
静かで不思議な雰囲気を醸し出していた。
客はいるのに活気のないコンビニ。
雑誌をぺらぺらめくっているうちに電気が復旧。
店員さんも安堵の表情。いつもの明るいコンビニに戻った。
青い空が広がり、風もおさまってきて、穏やかな日常に戻りつつあります。
いつもの便利な日常がありがたく思えます。



お待たせしておりました、森と糸BOX、ブックレットの発送準備が整ってきました。
明日、あさって中には発送いたしますので、到着までしばらくお待ちください。
どうぞよろしくお願いいたします。

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10月4日 Sun 「ありがとうございました!!」







森と糸展、終了いたしました。
足を運んでくださった皆さま。ほんとうにありがとうございました。
まだ荷物や芳名録、メーッセージ、その他もろもろ手元に戻ってきておりませんが、
なんとか今回も終えることができました。
恵文社の椹木さんはじめスタッフの皆さん、月兎社の加藤さん、ユカワアツコさまには
多大なるご尽力をいただきました。心より感謝申し上げます。ありがとうございました!



恵文社さんの通販でお送りした限定BOXの中の標本、スターアニスが一部破損というのが数件あったようです。
たいへん申し訳ございませんでした。
少しの衝撃で欠けたり割れてしまったりするアニスですが‥やはり開けた時にせっかくのあの可愛らしいカタチが割れているとちょっと残念ですよね。
通販の交換分はすでに交換させていただいおりますが、これから発送するものついてもできるだけ破損のないよう配慮してゆきますので、何卒よろしくお願いいたします。



昨日はひさびさに思う存分どんぐり拾いを堪能。
いつの間にか葉っぱもこんなに落ちて、いよいよ秋本番という感じ。
足じゅう蚊に刺されながら、超ドデカ級のどんぐりを拾う。
一番大きいものは‥むむ、長さ4センチくらいありそう。
葉っぱとか、まだ図鑑と照らし合わせてないけれど、おそらくナラガシワだと思われます。


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10月1日 Thu 「森と糸展。」







はやいもので、10月です。
きのこの発生も気になるこの頃、秋の森へ出かける前に、ぜひ京都は恵文社一乗寺店にもどうぞお出かけください。
展示は明日の18時までになります。




昨日はひさびさにまとまった雨が降ってくれたので、緑地公園に偵察にいってきたが、
きのこの姿はほとんど見られなかった。しーんって感じだった。
今年の発生具合はどうなんだろう?
ずーっとカラカラ続きだったので、今後の雨に期待したいところです。
連休は、信州きのこ狩りツアーを計画中!



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